「サンデー俳句王」2020/4/26号★俳句

本日は『サンデー毎日』発売。「サンデー俳句王」で入選があった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。

○指切りの離さぬ指や春の宵
(『サンデー毎日』2020年4月26日号「サンデー俳句王」※兼題「切」/佳作/やくみつる選)。

妄想ですね。いや、長い人生のなかではこんなことがあったやもしれぬ。どうでしょう。
もう人生も晩年にさしかかるのかと思われる時期になって、死ぬまでにもう一度会ってみたいものだなと思う女もいます。さて、みな(といっても正味は四人だけですが)、まだちゃんと生きているものやら。そして、こちらが思うほどに、先方は会いたいともなんとも思っていない可能性は濃厚ですが……。

□本日落語二席。
◆古今亭菊之丞「淀五郎」(寄席チャンネル)。
日本橋社会教育会館ホール、平成28(2016)年9月14日(「古今亭菊之丞独演会in人形町」vol.3)。

◆立川吉幸「真田小僧」(寄席チャンネル)。
池袋演芸場、令和元(2019)年9月19日(池袋演芸場6月中席※「寿 真打昇進披露」)。