竹林亭白房

さん喬「妾馬」★落語

□本日落語二席。
◆柳家さん喬「妾馬」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和4(2022)年1月26日(第643回「TBS落語研究会」)。
さん喬は、もう十二年前の、平成22(2010)年12月23日、東京電力presents 松竹芸能特選落語 「笑福亭松喬還暦落語会」(新橋演舞場)に出演した際、このネタを「八五郎出世」という演目で掛けている(ちなみに、松喬は先代六代目)。
さて、このときの「八五郎出世」と、今回の「妾馬」は同じ演出だったかどうか。十二年前の鑑演メモは内容にふれていないのでわからない。

さん喬の「妾馬」は、八五郎と殿様が対面する場面で、殿様が子を伴っているお鶴のそばまで八五郎を招き寄せ、八五郎が赤子をあやすという、他の落語家には見られない独自の演出を施したものだった。
総じて、さん喬の演じる八五郎は、他の落語家よりも、やさしい人柄として演出されていて、それがこんな形で強く表現されている。特筆するべき「妾馬」だ。

◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・月亭方正(六代目三遊亭円楽代演)・林家たい平・林家木久扇・三遊亭好楽・桂宮治(日本テレビ『笑点』第2817回)。
後楽園ホール、令和4(2022)年7月3日OA。
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