「朝日川柳」(『朝日新聞』2022/2/5)★川柳

本日は『朝日新聞』オピニオン面「朝日川柳」で入選があった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。

◎厳戒が戒厳に見え冬五輪
(『朝日新聞』オピニオン面/2022年2月5日「朝日川柳」/山丘春朗選)。

昨日の新聞で見出しに冬季五輪が厳戒のなかで行われるとあったので、かの国の性質から言って、「厳戒」というより「戒厳（令）」だろうと思ったところから詠んだ。でも、自分と同じことを考える人が他にもいるのではないかなと思って、ちょっと投句に躊躇したけれど、昨日出す分として、代替案がうかばなかったので、ままよと思って投句したものである。

ここには日々どれだけの投句があるかわからぬが、数百かまたは千数百かといった数なら、類想は数句はあると思われるのだが、自分の句がなかで比較的良かったということなのだろうか。まあ、そう思っておくことにしよう。

□本日落語一席。
◆林家きく麿「歯ンデレラ」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
福岡県芦屋町あしや夢リアホール、令和3(2021)年12月3日収録(2022年2月5日OA)※町制施行130周年記念。

■本日浪曲一席。
◇京山幸太「清水次郎長～小政の生い立ち」※曲師：一風亭初月(NHK-Eテレ『浪曲特選・冬』)。
NHK大阪ホール、令和3(2021)年11月24日収録。