竹林亭白房

四代目梅枝「竹の水仙」★落語

□本日落語三席。
◆四代目桂梅枝(二代目枝光改メ)「竹の水仙」(読売テレビ平成紅梅亭「上方襲名記念SP」)。
読売テレビ内スタジオ、令和6(2024)年12月12日収録※2025年1月2日OA。
座布団を振りまわしたり座布団からはみ出て倒れこんだり、はては、立ちあがったり、もうやりたいほうだいといった高座だった。座布団に倒れこむというのは、かつて桂枝雀も演っていたが、梅枝のふるまいとは本質的な何かが違う。枝雀の動作には、クレバー意志がはたらいていたとか。ちょっと違うか。品があるなしという言葉に落しこむこともできるけど、これも本質的な相違ではない気がする。

随所に、先達芸人のものまねを入れていた。桂ざこば、横山やすし、横山たかし……などなど。いずれにしても始終ドタバタ調の高座だった。

梅枝は、三十年前くらいに、小つぶから二代目枝光を襲名した。それが今になってなぜまた襲名なのだろう。枝光は気に入らなかったのだろうか。ちなみに、三代目の梅枝という人も枝光から梅枝を襲名している。これと何か関係あるのだろうか。

◆桂阿か枝「皿屋敷」(NHK大阪放送局『とっておき!朝から笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和6(2024)年10月3日収録(第448回「NHK上方落語の会」)。

◆三遊亭遊雀「替り目」(サンテレビ『初春お茶の間寄席』)。
チバテレビスタジオ、令和6(2024)年1月3日OA※チバテレビ制作(2024年11月27日収録)。

コメント一覧

chikurin0223
コメントありがとうございます。
なるほど、どのようにアレンジするかというのも演者にとっての楽しみの一つなのですね。
iinna
落語「竹の水仙」は左甚五郎の伝説ですから、噺のような竹の水仙も伝説とおもいますょね。

ところが、それを現在の匠の名人が作り上げていました。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/57099d90e027a3a1b4b31d7690aebd7b
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る