□本日落語二席。
◆柳亭こみち「四段目」(寄席チャンネル)。
お江戸日本橋亭、平成29(2017)年12月13日(「こしら×こみち二人会」)。
◆柳亭こみち「四段目」(寄席チャンネル)。
お江戸日本橋亭、平成29(2017)年12月13日(「こしら×こみち二人会」)。
◆笑福亭呂好「青菜」(NHK大阪放送局『上方落語の会』)。
NHK大阪ホール、令和2(2020)年4月2日(第405回「NHK上方落語の会」)※無観客。
いつものマクラのように、「女風呂の『呂』に『好き』と書いて、『呂好』と申します……」というおきまりの挨拶がなかった。やはり無観客ゆえに、客の反応なしには、言いにくいものだったのだろうか。
NHK大阪ホール、令和2(2020)年4月2日(第405回「NHK上方落語の会」)※無観客。
いつものマクラのように、「女風呂の『呂』に『好き』と書いて、『呂好』と申します……」というおきまりの挨拶がなかった。やはり無観客ゆえに、客の反応なしには、言いにくいものだったのだろうか。
所謂「笑い待ち」というものがないという状態である。そんな感じだから、本ネタに入っても、どんどん語りが進んでいき、へたすると五分くらいで終ってしまうんじゃないかと思われるほどだった。いちおう十五分弱はあったから、なんとか無事に舞台をつとめたといったところだろうか。
この落語会での高座をすでに何席か聞いたが、なんといっても泰然自若としていたのは、芸歴六十年の桂福團治だったろう。若き日に、落語を聞くのだか聞かないのだかという、新世界花月で修行を積んできた芸人には、無観客くらいなんのそのだろう。