それでカーテンコールの拍手がすごくあったかだったんです。
初日で4回ものカーテンコール。
この舞台を待ち望んでたといった雰囲気がすごく流れていて、
メディアとかでそんなに取り上げられていたのかな?
とか、松さん贔屓の観客が多いのかな?とか、
いろいろ考えていたんです、カーテンコール中。
昨日の感想の中に書いたけど、全体のテンポとしては、
まったりした部分もあってまだ本調子って感じではなかったんです。
だから、鳴り止まない拍手にちょっと違和感が自分の中には
あったんです。
けど、とあるブログ記事を目にして少し納得しました。
パンフの中にも書いてありますけど、さいたまゴールドシアター
という演劇集団の方が参加されているんだそうです。
この演劇集団はどんな演劇集団なのかというと、
蜷川さんが昨年、彩の国さいたま芸術劇場に「55歳以上」を
条件として立ち上げた演劇集団のこと。
全国から1000名も申し込みがあったオーディションを行った
うえで集まったメンバーの中から「ひばり」に14名が出演して
いるそうです。
最高年齢は何歳なのかはわからないけど、きっとその身内の
人や知人なんかも見に来ていたんでしょうね。
「うちのじいちゃんが出るんだよ」
「うちの旦那がでるのよ」
ってな感じに。
全国から募集ってなことなので、地方の方なんかは練習に参加
するために、また公演中もずっと東京に身を置いているんでしょうね。
そんなことを考えると、家族や知人はこの「ひばり」の開幕を
指折り心待ちにしていたことだろうなぁと思いました。
だから初日からあんなにあたたかい、いつまでも鳴り止まない拍手
だったのかなぁと思うと納得でした。
でも、素人って感じはなかったですよ。
さすがは1000人から選ばれただけありますよね。
四角い舞台の周りにたくさんの男のおじいちゃん(55歳では
今ではまだそんなおじいちゃんとは呼ばないけど)が
取り囲むことで、女が軽視されていたその時代の雰囲気が
出ていてよかったと思います。
男社会の雰囲気がよく出ていた。
そんな中でのジャンヌの気持ちっていうのかな、
演技は効果的だったと思います。
三時間半という長い舞台、プロの役者でもかなりのプレッシャーだろうに、
本当、お疲れ様です。
でも、お金をもらって演じているということなので、
その金額にかかわらず、もう立派なプロですよね。
せっかくの「ひばり」という舞台が、一ヶ月しかないということにも
この記事から納得しました。
最後まで14人が無事演じきれるといいですね。
よく食べ、よく寝て健康には気をつけて・・・
はい、もちろん松さんもですよ!!
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