えんじゃけん

ガラスの動物園

シアターコクーンでやっていたガラスの動物園を見に行ってきた。

面白そうと思いつつ,最近お金を遣いすぎている自分。

なので,チケットを買わずにいたんですけど,

誘ってくれた人がいたので,結局行くことになりました。

けど,行ってよかったです。

すごく演出が面白い舞台でした。

舞台美術もすごく面白かったです。

 

以下,多少ネタばれで。

 

この舞台,ダンサーが8人出てくるんですけど,舞台の道具の配置を変える

いわゆる黒子のような役割と,あとは,そのシーンの雰囲気や心情を

体の動きで表現する役割を担ってました。

それがすごく面白かったです。

それで,ストレートプレイなんですけど,役者の演技も飽きを感じさせず,

引き込まれる感じでした。

すごくアート的に面白い舞台だったように思います。

一緒に行った人が,「この前みた,森山未来のダンスの舞台に似てるね」

と話していたけど,確かに。

最近,ダンスもはやりなのかな?

中学校でもダンスは必須科目になったようですし。

けど,表現力をつけるっていうことは,すごく大切なことなので,

いろいろな表現方法が活発になることは好ましいなぁと思うのでした。

あと,舞台セットの大枠はある一室をパースをかけて奥行きあるようにしていたんですけど,

両サイド壁にはそれぞれ4つの扉があり,色的には白っぽい灰色でした。

そこにはソファーやテーブルなど家具が置いている中,街頭もあって,なんでかなと

思っていると,舞台セットの大枠は変えずに照明や役者の動きだけで,

部屋の中から外への表現をこなしていて,それにも感心しました。

それぞれの4つの扉の遣い方も面白かったです。

また,扉の横に出っ張りがあるんですけど,そこには隙間があって客席からは

見えないんですけど,そこからダンサーが出てきたりするのも面白かった。

手だけだして表現したり。

 

今回の舞台は,内容よりもその見せ方に本当に魅せられました。

見に行ってよかったです。

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