えんじゃけん

サインを伝える

映画「未来予想図」は好き、嫌いがはっきり別れるようですね。
最後の偶然の重なりが不自然と思う人も多いようで。
でもね、心が繋がっていれば、どんな広い場所でも、
どんな人ごみの中でも会えるものだと思います。
私は旅行中のある人にどうしても会って伝えたいことがあって
大阪に行って、あの広い大阪の街の中を走り回って
偶然会うことができたので。(スペインよりは狭いけど)
相手もびっくり&感動していました。
(昔は本当、激しいことしてました(汗)。)

ま、それはともかく。
昨日、後輩がおすすめの小説を紹介してくれました。
「天使の卵」って作品ですけど、これは昨年映画化された
作品で今年3月にはDVD化されている作品なので、
レンタル屋で借りてきてみることにしました。
見ての感想は、多分、原作の方がいいんだろうなぁと思いました。

純愛的な映画なんですけど、その純愛の部分に後輩は
惹かれているんだろうか?
そういや、以前、連想ゲームしているときに、
後輩は、「恋愛」のあとに「バラ色!」と言ってたもんなぁ。
私はというと、好きだった人が死んでしまうって設定が
好きじゃないんですよね。
この映画は死んでしまうんですよ、純愛の相手が。
だから、昨年見なかったんですよね、小西さん好きだけど。

「未来予想図」は誰も死なないので、それがいい。
私は悲劇は苦手なんだろうなぁ・・・と思います。
「未来予想図」はすごくベタであるといえばそうなんだけど、
人間関係を大切に描いているって部分がね、それがいい。
人間同士、思いがすれ違うことってよくあることだと思うんですけど、
この映画はすれ違ったとしても、自分の相手を大切に思う想いを
なんでもいいから、サイン(形)にすることで、いつか相手に
伝わるっていうのが中心に作られた映画なんですよ。
それがね、すごく優しくて、あったかくて、私は好き。
先が読める展開といえばそうだけど、今の人たちには、
必要な要素の含まれた映画だと思います。
まずは伝えることからがスタートです。

お母さんの台詞で、・・・あやふやにしか覚えてないんだけど、
「伝えることを続けることで、自分の周りがどんどん
大切なものでいっぱいになる」といった台詞があったんです。
その台詞にも感動でした。
自分の周りが大切なもので溢れるといいな。
そのためにも、「サインを伝える」こと、がんばりたいです。
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