えんじゃけん

L change the world

今日は「L」を見てきました。
「デスノート」の番外編のようなものです。
Lが主人公で、八神月との対決しているとき、
丁度、ワタリが死んでしまうあたりから、Lがデスノートに
自分の名前を書いて死ぬ一日前までを中心に映画にしたものです。

月の事件はLにとってはいろいろな犯罪事件のひとつに過ぎなかった
んだなぁ・・・と、そう考えると月よりもLの方が上だったのかなぁと思います。
それにしても、あんな大事件を同時に関わっていたとはびっくりです。
ウィルス兵器を使って金儲けしようとしている集団が出てくるんですけど、
それに、Lと同じく頭脳明瞭なKという人物が出てくるんですけど、
そのKがその集団と手を組み、(実際は組んだふりをしている
のですが)自分の目的を果たそうとするんですよね。
Kは金儲けなんて考えてなくて、人の勝手で人が増えすぎて生態系が
くるってしまったので、人は数を減らすべきだと本気で思っていて、
そのウィルスを使おうとするんですよね。
その証拠に、金儲けしようとしている集団は、そのウィルスが自分に
伝染すると命乞いをするのに、Kは感染しても動じずに死を受け入れよう
とするんですよね。

KとLに共通することは、ずばぬけて頭がいいということ。
あと、自分を犠牲にすることをためらわないこと。
自分が犠牲になってもそれで世の中のためになるのなら
構わないって思考なんですよね。
ずばぬけて頭がいいために、人との交流があまりなかったせいか、
「生」に対する執着がうすいんですよね。
でも、Lはこの事件に関わり、人と接することで、
「もっと生きたい」と感じるんですよね、死ぬ1日前に。

最後にLがこの事件の間、一緒にずっと同行していた
天才少年にこれだけは忘れないでくださいと言うんだけど、
「どんなに頭がよくても、一人では世界を変えられない」と。
誰か必要としてくれる人のそばにいられるように、と、
その名前のない天才少年に「ニア(near)」という名前をLは
つけてあげます。

一人で世界を変えようとしていたKは、人の命を粗末にしている
といった感じで悪い人って感じではありますが、
その大切な人がそばにいなかったから、そのような思考に走った
かわいそうな人だったのだなぁと思いました。
本当は悪い人じゃないんでしょうね。
純粋すぎたゆえなんでしょうね。

誰かに必要とされること。
それが人が生きて行く上で一番大切なこと、生きる原動力
なんだろうなぁと思います。
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