えんじゃけん

デスノート後編

デスノート後編見てきました。
最近、テレビで前編を放送されたみたいですね。
放送されるなんて知らなかったので見なかったんだけど、
三ヶ月も前のこと覚えてるかなぁと不安に思いつつ行ってきました。
ちゃんと、前編のラストの少し前から始まったので、
思い出すことができました。

月(ライト)は正義のためだといって、次々に人(犯罪者)を
殺すんですよね。
そして、いつしか、平和のための犠牲者(罪のない人)までも
自分の思いと達成するために殺していく。
その犠牲者として、前編では自分の恋人を・・・。
この段階でえ?!って感じでしたが、後編では自分の父親までも
殺そうとするんですよね・・・・。
それは未遂ですんだけど。

しかし、ラストで月もLも死んでしまうなんて、これは予想外だった。
デスノートは摩り替えられているんだろうなぁという予想はういたけど・・・。
特にLには死んでほしくなかったなぁと。
いいキャラなんですよ、L。
第二のキラは死神の目を持っているから顔を見られないようにと
ひょっとこの面をかぶって外に出てるし・・・!
会場大爆笑でしたよ。
それもその格好で月とまじめに話してるし・・・・。

独特の世界観が癖になる映画でした。
内容的には演出によってはもっと面白くできそうな気はしましたが。
でも、とにかく月といい、Lといい、キャスティングはばっちりだなと
思いました。
キラ信者の狂いぶりをもっと描き出してほしかったなぁというのが、
一番の感想かなぁ。あれ、実際にあったらもっと恐怖な群集だと
思うので、その集団心理の怖さっていうのかなぁ。
そういうものをもう少し丁寧に描いてほしかったかなぁ。

それと、やけにお色気ショットが盛り込まれていて・・・。
それも、少し不自然で面白かったなぁ。
妖怪大戦争でも感じた不自然さのあるお色気シーン。
一人部屋でなんで一人、そんなにセクシーポーズしてるんだ?
と思うところと、車シーンで、なんであんた、そんなに
ミニスカートをはいてるんだ?シーン。
かつ、そのアングルはどうなのよってな感じ。
まぁ、そういうのを狙ってなんだろうけど、狙いすぎっていうのかな、
でも、その不自然さが面白いっていえば面白いけど。

あとで解説を読んで知ったんだけど、レムって女の死神なんだね。
ずっと男だと思ってました。声低いし、体骨だから分からなかった。

あ、そうそう。
見ててね、デビルマンの原作を思い出しました。
なんとなくですけど、似ているなぁって構成が。
デビルマン原作もなかなかの名作だと私は思っています。
漫画を読んであんなに衝撃を受けたのってないですから。
色気シーンがあるのも似てるところですね。
デビルマンはそれにプラスグロさも加わりますが。
そう考えれば、ソフトタッチデビルマンって感じかなぁ。
あ、でも、「デスノート」原作を読んでみないとなんともいえないな。
映画は映画で別作品になってるだろうし。
アニメのデビルマンはソフトタッチだったもんなぁ。

でも、デビルマンと違うのは大切な誰かを守りたいって気持ちが
ないんだよね。
デビルマンは愛する家族を愛する人を守ろうとする姿勢があったんだけど、
この月にはそれはなく、彼の中にあるのは犯罪のない世界で、
そのためには恋人だろうが家族だろうが犠牲にできてしまうんですよね。
そこはどうしても好きになれない部分だったな。
原作もそうなのかな?

・・・ということで、原作読んでみたい。
漫画喫茶デビューをしてみるか?!
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