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シベリウス「ヴァイオリン協奏曲作品47第3楽章」を聴き比べる(3)

2015年08月28日 23時40分11秒 | 音楽、聴き比べ
2015年8月28日金曜日、天候曇り。先程までの丸るい月は雲隠れ。午後11時過ぎ現在時外気温24℃湿度89%、南東の風3m/s

シベリウスのヴァイオリン協奏曲聴き比べ、その3。
女性、日本人ヴァイオリニストで聴き比べしてみよう。

Sibelius: Violin Concerto in D minor, Op. 47; Bruch: Scottish Fantasy, Op. 46

Israel Philharmonic Orchestra And Zubin Mehta
シベリウス作曲:ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47第3楽章
ヴァイオリン:五嶋みどり
指揮:ズビン・メータ
管弦楽:イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1993年7月、テル・アヴィヴ(デジタル)
1971年生まれの後藤みどり当年44歳、録音時22歳。


当時22歳の年齢とはとても思えない老成した風情のヴァイオリンだ。曲が進むにつれ時折り若さを垣間見せるが、それもほどほど。全体はしっとり感あるシベリウス、これもまた良いのかな。

Sibelius & Tchaikovsky

Mariko Senju(Vn), Vladimir Valek & Chech National Symphony Orchestra
シベリウス作曲:ヴァイオリン協奏曲ニ短調第3楽章
ヴァイオリン:千住真理子
指揮:ヴラディミール・ヴァーレク
管弦楽:チェコ・ナショナル交響楽団
Recorded at ICN Studio, Prague on May 27-30, 2001
1962年生まれの千住真理子当年53歳、録音時39歳。
こりゃ、随分と若い頃の写真じゃの。


かたや当時39歳の千住さん、弾けるような弦の響きに目が覚める。第3楽章冒頭から、その後の展開を期待させる。力強く靭やかな弦のうねりに、他の曲も聴いてみたくなる衝動を覚えた。

まことに簡単な試聴感だが、どちらかと言えば今夜の気分は、千住真理子さんだろう。



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