福岡タワーとの対話

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シベリウス「ヴァイオリン協奏曲作品47第3楽章」を聴き比べる(2)

2015年08月28日 00時04分08秒 | 音楽、聴き比べ
2015年8月27日木曜日、晴れ模様。午後11時過ぎ現在時外気温23℃湿度91%、南西の風1m/s。
気温が低い割には暑いな、と思ったら湿度91%! まだまだ蒸し暑い夜だ。

今夜はシベリウスのヴァイオリン協奏曲聴き比べその2回目。

指揮はいずれも、アンドレ・プレヴィンである。

Tchaikovsky; Sibelius: Violin Concertos

Kyung Wha Chung; André Previn: London Symphony Orchestra
シベリウス作曲:
ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品47第3楽章 Allegro, Ma Non Tanto
ヴァイオリン:チョン・キョンファ
指揮:アンドレ・プレヴィン
管弦楽:ロンドン交響楽団
 録音時期:1970年6月
 録音場所:ロンドン、ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
1948年生まれのキョンファ、22歳時の録音である。
勢いと推進力横溢のヴァイオリン。この二十歳代にして発揮できる力強さ。発売時、高い評価を得たであろうと想像するに難くない。バックのLSOを指揮するプレヴィンの指揮も出色だ。

Sibelius: Violin Concerto, Serenades, Etc.

Anne-Sophie Mutter; André Previn: Staatskapelle Dresden
シベリウス作曲:
ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品47第3楽章 Allegro, Ma Non Tanto
ヴァイオリン:アンネ=ゾフィー・ムター
指揮:アンドレ・プレヴィン
管弦楽:ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
 録音場所: 05/1995, Lukaskirche, Dresden [Studio]
1963年生まれのムター、32歳時の録音。分厚目の弦楽器群を擁するSKDの重厚なバックに支えられ、ムターのヴァイオリンがうねりを上げて響く。キョンファのヴァイオリンとはかくも違うかと、その音色に驚く。録音会場の違いなのか、両者のヴァイオリンの音は異なる。いずれかをと問われれば、私としては若さはち切れるキョンファに軍配を上げたい。



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