コロナ禍の中、南九州へ往く

2020年8月2日日曜日、天候晴れ。午後7時10分現在時外気温29℃湿度77％、北北西の風2.0m/s。
外気温は29℃表示してますが体感気温は35℃だそうで。
先週梅雨明けした北部九州、明けた途端に30℃超の酷暑が続く。
北陸・東北南部の梅雨明けを今日、報じていた。

先週、南九州へ出張。
私の業務は従業員100人超の事業所を訪問するものである。
業種は万般に亘る。
製造業もあれば学校、鉄道、報道、運送、派遣、観光等々まさに万般である。
その中に医療機関、介護施設も含まれる。

福岡県に於いてコロナ感染者数がほぼほぼ毎日最多を報じているが、
その福岡から出張して来ることに、危機感を抱く業種に前述の医療、介護施設等がある。
訪問については約2ヶ月前に、双方で日時を決めていた。
そして訪問1週間前に再度、日時を確認している。

ところが今回、訪問直前に「来院(来社等)を見合わせて欲しい」と数件が申し入れて来た。
福岡県内でのコロナ感染者数が増えている上、南九州(に限らずほぼ全県で)も新たな感染者が出始めている。
双方の感染リスクを避けるために、訪問見合わせ・先送り・自粛を要望しているのだ。
保育園を擁する社会福祉法人からは「園児の安全を考慮し、接触を避けたい」と言われ、
医療法人からは「地元の業者様ですら訪問を自粛頂いてます」とも言われた。

昨年までとは異なる今年の業務、辛いものが有る。

そんな重い状況の中、印象に残る風景に出会った。

御池(みいけと読む)を前景に、高千穂峰。


霧島錦江湾国立公園に属するようだ。

この方向にスマホを向けた。

別称・霧島バードラインの国道223号線を、牧場や野菜畑を左右に見ながらうねうねと走っているといきなり現れた展望台。
なかなかに感動した。

感動的な風景に出会いこころ軽くなったこの日、地元の温泉宿に投宿、久々の露天を堪能。
旅の疲れを癒やした夜であった。