☆ JE1CKA ☆

JE1CKA/KH0AMの活動情報

FT-991その後

2016-05-20 10:50:29 | イベント
昨年10月 4W/JE1CKA運用のため持参したFT-991 リグとPCをセットして運用を開始しようとした時から、デバイス(CP210X 仮想COMポートデバイスドライバー )が認識されない状態でした。

FT-991のトラブル 参照

PCを再起動し、デバイスドライバーのインストールをしたのですが、2ポートの内のどちらか一方が認識されない状態が発生。何回かやっている内に2COMポートが認識されて、CATとI/F(インタフェース)が動作するようになりました。
それではと、CW運用を始めたところ、30分から1時間ほどでWindowsからの『デバイスが存在しなくなりました』(というような)エラーメッセージが表示され、CW/PTTが機能しなくなりました。
USBケーブルを抜いて挿し直しても復帰せず、N1MM+を再起動しても駄目。やはりOSレベル(デバイスドライバー)の問題のようでした。USBケーブルを抜き、PCを再起動、FT-991からのUSBケーブルを挿すとドライバーのインストールが始まり、CP210XのCOMポートが認識されました。
しかし、使用中にデバイスエラーが出る間隔が短くなり、デバイスドライバーのインストールから始まる『儀式』を行っても、一方のドライバーが認識されなくなりました。
パイルアップを捌いている途中でCWが出なくなることが頻発し、とてもやってられません。仕方ないので、解決するまでHFでのCW運用をやめる事にしました。すぐ友人に依頼して、ヤエスの技術担当に連絡を取ってもらい、対応を検討してもらうようにしました。しかし、1度担当者からメイルが届きましたが、デバイスドライバーのインストール方法が書かれているだけで、なんら有効な対応は書かれて居なくてかなり腹が立ちました。

これはハードウエアトラブル!
1.新品購入時からデバイスを認識できないことが有った
2.他のUSBデバイスが正常使用できている状態で、CP210X仮想COMポートドライバーが機能しなくなる
3.本来仮想COMポートドライバーが認識されれば(registryに記録され)、そのデバイスを抜き差しても(registryを参照して)同じCOMポート番号が割当てられるはずです。
 それがUSBケーブルを抜き差しする度にコロコロ変わる、というのはハードウエアの認識が正常に行われていないのではないか?

ということでヤエスに、故障の状況を記載して、
○ CP210X搭載のデバイスの交換
○ 交換後複数のPCで動作を確認
という修理要求をしました。

10日ほどで修理完了したと連絡が有り、返送されてきました。
修理明細には、『USBが認識されないという現象が再現できませんでしたが、以下の対応をしました』と記載されていました。
○ CP2105-F01-GMが搭載されたMAIN-UNITの交換
○ 関連ファームウエアのアップデート
○ 3台のPCにてHamlogによる動作確認

数日後FT-991を飯能に持ち込んで、デスクトップPCに接続して各種動作確認をしてきました。7月のAADXCWにてKWにての48時間耐久テストをするつもりです。

2015 ALL ASIA DX PHONEコンテスト賞状到着

2016-05-19 09:48:04 | イベント
JE1CKAとしてM/M運用を始めてから3位以内に入ったことは数々あれど、過去1度も優勝した事は有りませんでした。2015 AA DX PHONEはコンディションがパッとせず、他の局のスコアも低迷していました。

しかし、私より遥かに素晴らしい設備を有するJA3YBK, JE1ZWTには勝てるとは思っていませんでした。たまにはこんな事が有ってもいいでしょう(笑)
CALL      QSO     PTS  MULT       Score
JE1CKA 	1,404 	3,777 	239 	902,703
JA1OGI 	1,321 	3,578 	240 	858,720
JA3YBK 	1,305 	3,493 	224 	782,432
JA3YAA 	1,108 	3,003 	201 	603,603
JE1ZWT 	1,068 	2,837 	212 	601,444



2015 AADXCWは僅差でJK1YMMに又負けてしまいました。
CALL      QSO     PTS  MULT       Score
JK1YMM 	3,189 	9,016 	308 	2,776,928
JE1CKA 	3,126 	8,731 	312 	2,724,072
JA3YAA 	2,514 	7,098 	247 	1,753,206


2016 All JAコンテスト終了

2016-05-03 18:33:06 | イベント
4月4日~13日まで4W/JE1CKAを運用、1日おいて15日~19日までGUAMに遊びに行っていました。
ALL JA直前にこんなタイトなスケジュールを組むつもりは無かったのですが、4W行きは当初3月に計画していたものが、フライトの予約が取れなくてこの日程になってしまいました。

==== 4月22日(木)
早朝に飯能シャックに向けて荷物を積み込み調布を出発。飯能のスーパーが開くのが9時半なので、それに合わせて出発したのですが到着は10時。食糧を買い込みシャック到着が昼少し前。

運用ポジションは、1月のオール埼玉の時とほぼ同じ。各バンドの同軸を配線し、BPF/CMF等も接続。まずはPCから動作確認。
前回原因不明で動作しなかったマスターPCを入れ替え。QS1R+CW-SKIMMERを動作させるつもりで色々設定して持参したが、CW-SKIMMERの設定までは手が回らなかった。
今まではBIGLOBE SIM+L05Aでインターネット接続をしていたが、明らかに感度が悪い。携帯で3本立ってるのに、接続できたり出来なかったりとても不安定。そこでDOCOMO SO-02Eを購入して、テザーリングによるインターネット接続にしてみた。国内仕様のDOCOMOスマートフォンでは、テザーリングするためにはSPモードに加入しないと駄目、ということになっているが、PCからハックすると格安SIM(DMM.COM)でも可能であり、飯能でもほぼ24時間LTE接続できてL-05Aのパフォーマンスをかなり上回った。

50MHzは、リグ・アンテナ・インタフェース・PC全て無問題
ところが、他のPCが起動しなかったり、起動してもネットワーク接続できなかったり。ハブを見てもリンクアップしていない。
結局3台のPCがまともに起動せず、起動できてもネットワークが駄目(pingすら戻ってこない)状態であることが判明。ACAGに144/430/1200MHzで使用していたPCと交換して何とかしのぐことにした。

=== 4月24日(土)
6時半に起床、そろそろと設定を開始。
10時過ぎにメンバー到着。ネットワークの確認を始めると、RJ45コネクタが焦げていることが判明。ネットワーク接続できないPCに刺さっていたRJ45コネクタを確認すると、スパークして炭化している。
ゲゲっと思ってLANカードを抜いてみると、見事にスパーク跡が残って素子が飛んだり、半田が消失していたりというひどい状態でした。
どうやら、不在中に雷撃を受けて、LANカードが吹っ飛び、RJ45コネクタがスパーク、ハブも使えないポートがいくつも存在することが判明。
PC、LANケーブル、ハブの交換をしてやっと全バンドのPCがN1MM+ネットワークに接続できた。





幸い、アンテナ、リグには不具合が無く、全バンド電波が出ることが昼過ぎには確認できました。雷撃でPCおよびハブに障害があり、これはまともにコンテスト出来ないんじゃないか、と心配していましたが、14時くらいにはほぼセッティング完了し、焼肉前夜祭開始となりました。
それからも、特に障害は発生せず、休みを取ったりバンドをワッチしたりと過去に経験したことの無い状況でした。しかも、バンドを上回るオペレータが開始時間に揃っていたなんて!

21時開始
OPERATORS: 7M3HLQ, JA1KSA, JA1XRH, JE1CKA, JH1ASG,
JH1GBZ, JR2SCJ, JR9FFO
快調にログが流れてきます。(全バンドのPCがN1MMネットワークにぶら下がり、どのPCでも全バンドのログが見られます)
Day Hr 3.5 7 14 21 28 50 Tot Accum 2016-04-23 21 87 62 43 63 42 145 442 442 2016-04-23 22 84 47 31 30 27 86 305 747 2016-04-23 23 48 33 19 37 25 47 209 956 2016-04-23 00 29 25 7 12 9 32 114 1070

最初の1時間で442QSOです。過去に無いハイレベルなQSOレート。
その後徐々にペースは落ちましたが、開始4時間で1000QSOを超え、これなら目標の3000QSOも24時間かからないで達成できる、なんて浮き浮きしてしまいました。
今回は、時としてネットワークから切断されるPCが現れたり、CATが機能したくなったりとマイナーなトラブルは相変わらず有りましたが、特に大きなトラブルは発生しませんでした。

マイナートラブル1
3.5MHz SSBに他のバンドの音声が回り込む。
モニターしていても、送信音声に他のバンドのRFが回りこんでモガモガ言ってました。それならと、ヘッドセットのコードをトロイダルコアに10回ほど巻きつけてみたが、多少は良くなったかも?という程度
これで我慢してやって、とお願いしたのですが、そのうちに、QSOした局からモゴモゴ言ってて聞き取りにくいと苦情を言われる始末。担当オペからもちょっとひどい、と言われて…
しばらく考えて、試しにヘッドセットを換えてみたら?と SONY製に交換
!! ほとんどRFIが無くなり、その後快調に運用できました。
中華製の1000円程度のPC用ヘッドセットはRFIに弱いですね、というかM/M環境では使えません(CWなら問題無いけど)
21MHzでも他のバンドのRFがマイクラインに回り込んでいました。これも中華製。もう一本のSONY製ヘッドセットに交換したところ、やはりRFIが消失。マイクラインのシールド処理の違いでしょうか?

マイナートラブル2
21MHz100Wでもインタフェース(XUY2号)USBラインにRFIが発生
送信しっぱなしになる現象が5~10分おき位に発生。
ESCキー押しても駄目。USBコードを抜いてN1MM再起動しないと復帰できない状況でした。
756のアンテナ出力にコモンモードフィルター挿入後現象消失。
過去この様な症状は発生したことは有りませんでした。そう言えば、エキサイター/リニアアンプ間にはBPFとCMFが全バンド入っていました。
やはり、BPFとCMFは必須

電源事情で、500Wしか出せません。1KW2バンドで即屋外のブレーカが飛んでしまいます。今回も1度だけブレーカが落ちました。5バンドで1KW連続送信できる日が待ち遠しいです。

2000QSOを超えたのは12時間経過直後、これなら何とか3000QSOには届くだろう、と思いました

2016-04-24 10 0 45 20 39 16 32 152 1982
2016-04-24 11 3 51 13 22 21 50 160 2142

しかし、2900を超えてからは亀足、牛歩で、どのバンドでもQSOした局ばかり。空振りCQが10分以上続くこともざらでした。
そして、終了2時間前にやっと3000QSO達成できました。

2016-04-24 17 13 41 13 12 11 16 106 2915
2016-04-24 18 12 37 9 7 6 12 83 2998
2016-04-24 19 12 31 7 0 1 10 61 3059
2016-04-24 20 6 14 4 3 5 4 36 3095
Total 403 919 321 435 308 709 3095 3095


Band Pts Sec
3.5 403 46
7 926 58
14 322 43
21 436 40
28 308 31
50 711 31
Total 3106 249
Score : 773,394

JE1CKAでのオールJAの最高スコアと成りました。

2015年 JARLクラブ対抗結果

2016-03-31 11:03:37 | イベント
2015年クラブ対抗の結果が公開されました。

クラブ総合では、M/M部門でいくら頑張ってもメンバーが多いクラブの、クラブ員の総合スコアで順位が決まりますので、地域クラブで総合優勝するのは極めて困難です。

クラブ総合2位
最近は、ずーっと『寝てはいけないコンテストクラブ(=JK1YMM)』の指定席になっています。2015年も総合優勝でした、おめでとうございます。
我が調布クラブは、それでも頑張って総合2位となりました。
All JAと超苦手な6&Dの対策次第で、再度の総合優勝の可能性がありそうです。



地域クラブ優勝
地域クラブ対抗では、永遠のライバル?『鴻巣アマチュア無線連合会』を抑えて優勝できました。やはり、All JAと6&Dで負けています。
全コンテストで1位=グランドスラムの達成の夢は、いつ実現できるのでしょうか?

2015年のJE1CKA M/Mの対象コンテストまとめは
こちら

コンテスト準備

2016-03-17 21:55:31 | イベント
4月のオールJAから又2016年コンテストシーズンが始まります。

以前からの懸案事項が有ります。
1.安定したインターネット接続の確保
2.電源容量の増大

光ファイバーは目の前を通っているのですが、これは業務用(中継基地との接続)とのことで個人では接続できない、と拒否されています。
仕方なく、USBデータ接続端子(L-05A)を使用してインターネット接続をしています。しかし、近くの中継アンテナはシャック方向に対してヌルに成るようにビーム制御をされていて、公式にはサービスエリア外とのことです。そのため、天候によって接続出来たり出来なかったり非常に不安定です。M/M運用においては、Webクラスターによるマルチ探しが出来るか出来ないか、というのは得点に非常に大きな影響をもたらします。
ドコモの携帯が接続できているのに、L-05Aでは接続できないことが良くありました。どうも感度が悪いみたいです。
そこで、スマートフォンを購入してテザリングによるPCのインターネット接続をしようと思っていました。海外用のXperia Z(C6603)を購入し、自宅でテザリングしてノートPCからインターネット接続の確認をしました。よし! と思って飯能にXperia Zを持っていたのですが全く不通状態でした。あれ??と思い中継器の下に持って行っても無信号。
この海外用のXperia Zは、国内用の全てのバンドをカバーしていないために、この中継器の周波数を捕まえることが出来ない、ということに気づきました。ま~これは海外に行った時に使えるし、ドコモのXperia Zをヤフオクで購入しました。
しかし、ドコモのXperiaはSPモード契約をしないとテザリング出来ないのだそうです
が 裏技でコマンドを打ち込むことにより接続できるようになります。
ドコモ Xperia テザリング
で検索すると、ツールと方法が掲載されているサイトがいくつも見つかります
この方法で、Dell E4200 → テザリングSO-02E インターネット接続が確認できました。実際飯能でどの程度のスピードで接続できるか、接続の安定性はどうか?を確認してみます。

現在飯能には、単相3線200V 50Aが入っています。しかし、3バンドでリニアアンプを使用すると時々ブレーカが落ちてしまいます。エキサイター+PC+付属装置(400W) * 6、アンプ(2000W)*3、家電等(400W)でほぼぎりぎりです。国内コンテストでは、アンプの入力を1200W程度に絞って運用せざるを得ません。
6バンド同時に1KW出力可能な状態にするためには、75Aか100A契約に更新するしか有りません。ただ、電力線の引き回しが余り良い状態では無い為、電柱を建て直す必要があり、簡単には解決できないで居ます。
リニアを使えば取れそうなのに、ブレーカーが落ちることを懸念してベアフットで呼び続けるのは、オペレータには非常なストレスです。何とか一刻も早く電力契約の更新が出来るようにしたいものです。

2015 ALL ASIA DX CONTEST 結果

2016-03-07 22:50:46 | イベント
AADX CW/PH コンテスト結果が公表されました
  クリック→ こちら
AA DX CW
JK1YMMにはもうちょっと、というところで2位でした。

 CALL    QSO    PTS   MLT   SCORE
JK1YMM  3,189  9,016  308  2,776,928
JE1CKA  3,126  8,731  312  2,724,072
JA3YAA  2,514  7,098  247  1,753,206
JA1ZGP  1,691  4,765  195    929,175
JR1YRI  1,482  4,261  192    818,112

クラブ対抗総合
 1 599 CC Japan    4,067,968
 2 関西CMクラブ    2,835,346
 3 調布クラブ      2,780,802
 4 JK1YMM          2,777,024
 5 無線福山        2,694,200
 6 鴻巣無線連合会  2,052,262
 7 JARL阪神クラブ  1,800,415
 8 JE1ZWT          1,650,325
 9 電通大クラブ    1,231,605
10  NTT R&Dクラブ    842,048

クラブ対抗地域
【地域】
1 調布クラブ     2,780,802
2 無線福山       2,694,200
3 鴻巣無線連合   2,052,262
4 JARL阪神クラブ 1,800,415
5 府中クラブ       496,340

===
AA DX PH
PHのM/Mで優勝したことは過去無かったような。
この時はコンディションが悪くて、どの局もイマイチのようでした

JE1CKA  1,404  3,777  239  902,703
JA1OGI  1,321  3,578  240  858,720
JA3YBK  1,305  3,493  224  782,432
JA3YAA  1,108  3,003  201  603,603
JE1ZWT  1,068  2,837  212  601,444

クラブ対抗 総合
 1 無線福山      1,396,936
 2 調布クラブ      908,103
 3 JK1YMM          863,318
 4 テレビ朝日      726,372
 5 鴻巣連合会      686,023
 6 JARL阪神        603,603
 7 JE1ZWT          601,444
 8 青森CC          441,974
 9 関西CM          408,061
10 599 CClub       318,996

【地域】
1 無線福山      1,396,936
2 調布クラブ      908,103
3 鴻巣連合会      686,023
4 JARL阪神        603,603
5 JARL横須賀      213,558


2015年全市全郡(ACAG)コンテスト結果

2016-02-26 22:33:50 | イベント
全市全郡コンテスト結果が公表されました
こちら
JA1YGXとは僅差で3位になりました。(後50QSO-9マルチ!)

電信電話部門マルチオペオールバンド XMA
1 JA1ZGP   3408 ×1853 = 6,315,024 H
2 JA1YGX   2996 ×1689 = 5,060,244 H
3 JE1CKA   2948 ×1680 = 4,952,640 H
4 JK1YMM/1 2577 ×1562 = 4,025,274 M
5 JR1YRI   2596 ×1544 = 4,008,224 H

クラブ対抗 総合
 1 電通大C                     7,548,671
 2 調布アマチュア無線C         5,019,782
 3 寝てはいけないコンテストC   4,287,228
 4 NTT R&DハムC                4,024,455
 5 鴻巣アマチュア無線連合会     3,377,795
 6 アマチュア無線福山           2,851,256
 7 東京電機大学アマチュア無線C 2,228,125
 8 テレビ朝日アマチュア無線C   2,220,105
 9 ハムランドアマチュア無線C   2,207,462
10 NEC玉川アマチュア無線C      2,033,517

地域
1 調布アマチュア無線C       5,019,782
2 鴻巣アマチュア無線連合会   3,377,795
3 アマチュア無線福山         2,851,256
4 府中アマチュア無線C       2,008,090
5 JARL阪神C                 1,861,036



8J1CC 調布市60周年記念局

2015-12-01 14:22:21 | イベント



 2015年7月1日から『調布市制制定60周年記念』として、8J1CCを運用していました。11月30日をもって予定した記念局の運用を終了しました。

===
 この局は、調布市アマチュア無線クラブのクラブ局 JO1ZQG の呼出符号を変更したもので、JARLの記念局では有りません。
 周波数は、1.9MHz - 10GHz, CW/SSB/RTTY/PSKを運用しています。
 8月のFDコンテストには、8J1CC にて恒例の神代植物公園駐車場より、オールバンド・オールモードで運用しました。

 QSLは現在印刷中で、今年中に全てこちらからJARL経由でお送りしますので、決して送付しないようお願いします。

QSOの確認は
  クラブログ(CLUBLOG)
にて可能です
====  8J1CC 運用予定 ====
7月 1日(水) 21jst 438.36MHz FM(Op JA1RKI)
7月 2日- 4日 調布市 JCC#1009, 7-430 CW/FM(JA1RKI)
7月 4日- 5日 調布市 JCC#1009, 6&Dコンテスト(JA1RKI) 144-430MHz
7月 6日-12日 調布市 JCC#1009, 3.5-430 CW/FM,(JA1BNT)
7月13日-19日  調布市 JCC#1009, 3.5-430 CW/FM(JH1ASG)
7月25日       調布市 JCC#1009, UECコンテスト(JH1ASG)
7月26日-28日 運用中止
8月 1日- 2日 調布市 JCC#1009, FDコンテスト(MOP) 3.5MHz - 10GHz, CW/SSB
8月 4日- 6日 山梨県山中湖村 JCG#17008(JA1BNT)
8月 7日-10日 埼玉県飯能市 JCC#1309 WAE-CW(JE1CKA)
8月15日-17日 調布市 JCC#1009, 3.5-430 CW/FM(JH1ASG)
** ClubLogにアップロード済み **
8月23日-29日  調布市 JCC#1009, 3.5-430 CW/FM(JA1ZGP)
9月13日-19日  調布市 JCC#1009, 3.5-430 CW/FM(JA1ZGP)
9月20日-26日  調布市 JCC#1009, 3.5-430 CW/FM(JH1ASG)
10月01日-04日 山梨県山中湖村 JCG#17008, 3.5-430 CW/FM,(JA1BNT)
10月10日-11日 調布市 JCC#1009, 全市全郡コンテスト(JA1OLP)
10月17日-20日 調布市 JCC#1009, 3.5-430 CW/FM(JH1ASG)
10月21日-23日 調布市 JCC#1009/千葉県夷隅郡, 3.5-430 CW/FM(JA1RKI)
10月24日-25日 調布市 JCC#1009, 調布市民文化祭・公開運用
11月 1日- 3日 飯田市 HF(JA0VSH/7M3HLQ
11月 7日     調布市「カニ山キャンプ場」 JCC#1009, 移動公開運用
===
11月20日-24日 長野県安曇野市 JCC#0921(JH1ASG)
11月28日-30日 調布市 JCC#1009, 最終サービス(JA1RKI)

11月8日時点で 11,807 QSOになりました。

FT-991のトラブル

2015-11-19 18:52:32 | イベント
私が4W/JE1CKAで運用中、JR4OZR/JF1PJKがVP2ELY運用中以下のトラブルが発生しました。
同様の症状が発生した方いらっしゃいましたら、この記事にコメントしてください。

====
 4W/JE1CKAの運用記にて詳細を書きますが、FT-991と出発前までインタフェースの制御が出来ていた Dell E4300を4Wに持参しました。アンテナを上げて、リグのセットアップを始めたところ、仮想COMポートを認識せず、USBドライバーのインストールの「儀式」を何回もする羽目になりました。 一旦機能し始めても、しばらくすると「そのデバイスは機能していません」とエラー表示が出て使えなくなります。
 パイルアップをさばいている途中でこの状態になったら、どれくらいの時間で復帰するか分かりません。復帰出来たとしても、又いつ機能不全に陥るかもわからず、HF CWでサービスすることを断念しました。 ヤエス 旅費返せ!! と何回ののしったことか 本当に無念でなりませんでした。 ではSSBで と思ってもPTTが機能しないため、ボイスメモリーの使用もうまくいきません。

以下のいくつかの症状から、内臓インタフェース(CP210X)のハードウエアの不具合によるものと判断しました。
1.PCによりドライバーがインストール出来たり出来なかったりする
2.一度インストール出来たPCでも、使用中にドライバーが機能しなくなる
3.インストールしたCOMポートの番号が再起動すると変わる

 COMポートの番号は、ハードウエア固有のIDと紐付けされ、本来同じCOMポートが割り当てられるはずです。ところが、起動すると割当番号が変わるというのは、ハードのIDを正常に取得できなかったためと思われます。
 何よりも動作していたインタフェースが、前触れもなく突然機能しなくなる(PTT/KEY、CAT、あるいは両方)というのは、CP210Xインタフェースのどこかに問題が在るとしか考えられません。

4Wから帰国して症状を再確認し、八重洲に修理に出すつもりで問い合わせをしたのですが、返事が来ません。修理後の経過は随時ここに記載します。

事件はVP2Eでも起きてるんだぞ!!

11月17日にVP2ELY運用中のJR4OZR/JF1PJKから緊急連絡が入りました。
FT-991の出力が20W位しか出ないとのことで、代替機の手配をしてもらえないか?というのです。
FT-991で検索すると、運用中に突然パワーが出なくなったというブログがいくつかヒットします。どうやら、それほど数は多くないものの、991では出力段のトラブルが発生しているようです。
コンピュータを販売している方が八重洲のWebサイトに掲載されているBPFユニットの写真を眺めて曰く『使われているコンデンサが評判の悪い粗悪メーカーのものだ、このメーカーのものを使うようでは…』とのこと
11月19日には、私と同様I/Fが機能しなくなったとの連絡が来て、もうFT-991は使える状態では無くなったそうです。

いやいや、こんな酷いことって過去経験したことが有りません。私だけならまだしも、日本から遠いカリブ海まで行って友人の991にまでトラブルが発生するなんて。もう、絶対ヤエスは使わない、と友人は怒り心頭でした。


2015年のまとめ

2015-11-02 09:48:10 | イベント
今年も飯能からのM/Mによるコンテスト参加はほぼ終了しました。
簡単に今年の結果を以下にまとめます。

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2015年1月13日 オール埼玉 M/M部門優勝

 100万点突破+新記録を目指してオペレータは揃ったが、I/Fの準備が間に合わず、まともにオペレート出来る状態では有りませんでした。 それでも、オペレータに助けられてM/M部門では優勝できました。

2015年オール埼玉結果


参加者:7L1FFH, 7L4MDM, JA1NUH, JA1XRH, JA1XUY,
   JH1LNC, JE1JKL, JH1EAQ, JH1GTV, JH5GHM, JE1CKA
 Band   Mode  QSOs     Pts  Sec
  3.5  CW      59     118   39
    7  CW     211     422   61
    7  LSB     29      29    5
   14  CW     112     224   60
   21  CW      86     172   46
   28  CW      67     134   32
   28  USB      9       9    8
   50  CW      54     108   21
   50  USB    104     104   27
  144  CW      58     116   19
  144  USB    110     110   25
  420  FM     244     244   56
 1240  CW       2       4    1
 1240  FM      92      92   28
Total  Both  1237    1886  428
Score : 807,208

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2015年4月25日 オールJA/ALLJA

参加者: JE1CKA, JH0CEO, JA1NUH, JA1XUY, JH5GHM,
JA1XRH, JA1KSA, JH1GTV

  JE1CKA
BAND QSO PTS MLT
3.5MHz: 444 444 49
7MHz: 986 986 57
14MHz: 344 344 49
21MHz: 331 331 38
28MHz: 261 261 25
50MHz: 607 607 31
合計: 2973 2973 249
総得点: 740,277

結果発表 9月1日
1 JH5RXS 3424 × 320 1,095,680
2 JE1CKA 2950 × 242 713,900
3 JA1ZGP 2749 × 259 711,991
4 JK1YMM 2468 × 257 634,276


クラブ対抗
全クラブ
1 関西コンテストマニア 1,583,350
2 電通大        1,185,726
3 テレビ朝日      1,138,512
4 JK1YMM        1,078,728
5 鴻巣         1,059,030
6 きゅうあーるえる    881,901
7 調布          836,974

地域クラブ
1 鴻巣         1,059,030
2 調布          836,974
3 JARL阪神      540,301
4 府中          391,004
5 盛岡          334,396
===
2015年6月20日 All Asia DX CW/AADX CW

2013年 JA1XRHにて参加した時のスコアに続く歴代2位のスコアでした。
JA1XRH M/M 3,479Q 9,943P 282M 2,803,926
こちらで勝手にライバルと思っているJK1YMMには、僅差で負けています。しかし、審査でかなりスコアが変動するので微妙なところです。

参加者:JA1KSA, JA1XRH, JA1XUY, JE1CKA, JH0CEO, JH1GTV, JH5GHM


         JE1CKA                JK1YMM
QSO PTS MLT QSO PTS MLT
1.8 3 9 2 4 15 3
3.5 45 178 17 49 206 21
7 340 795 60 386 909 62
14 1149 3101 93 1359 3617 93
21 1503 4126 101 1460 3871 97
28 143 654 41 109 478 38
Total 3183 8863 314 3367 9096 314
Score : 2,782,982 2,856,144

JK1YMM 3,189 9,016 308 2,776,928
JE1CKA 3,126 8,731 312 2,724,072
JA3YAA 2,514 7,098 247 1,753,206
JA1ZGP 1,691 4,765 195 929,175
JR1YRI 1,482 4,261 192 818,112


===
2015年7月4日 6m & ダウン/6D

2.4/5.6/10Gが全滅でした。どうやら、2.4のプリリニアが故障、他も原因が特定できていませんが、全く受信NGでした。そのため、マルチが格段に少なく勝負になっていません。

参加者: JA1KSA, JA1NUH, JA1XRH, JA1XUY, JH1ASG, JH1GBZ,
    JH1GTV, 7L4MDM, JE1CKA

Band Mode QSOs Pts Sec
50 CW 267 267 13
50 USB 501 501 30
144 CW 170 170 2
144 USB 365 365 16
420 CW 96 96 2
420 FM 520 520 12
1240 CW 34 34 1
1240 FM 217 217 9
Total Both 2170 2170 85
Score : 184,535


===
2015年9月5日(土)All Asia DX Phone/ AADX SSB

OP: JA1KFX,JA1XRH, JA1XUY, JH1ASG, JH5GHM, JE1CKA
CWでは僅差で負けたJK1YMMに僅差で勝っていますが、これも審査後どうなるか微妙なところです。

JE1CKA JA1OGI
Band QSO Pts MLT QSO Pts MLT
3.5 32 124 14 26 108 13
7 292 758 60 271 693 61
14 704 1830 87 651 1645 82
21 327 819 64 395 1001 72
28 52 252 15 39 186 13
Total 1407 3783 240 1382 3633 241
Score: 907,920   875,553

M/M結果

JE1CKA 1,404 3,777 239 902,703 ※優勝
JA1OGI 1,321 3,578 240 858,720
JA3YBK 1,305 3,493 224 782,432
JA3YAA 1,108 3,003 201 603,603
JE1ZWT 1,068 2,837 212 601,444



===
2015年10月10日 全市全郡/ ACAG

OP: JA1NUH, JA1XRH, JA1XUY, JH1ASG, JH1GTV/2, JR9FFO, JE1CKA
2.4Gは故障したままだし、人数も揃わないということで3.5-1200MHzの9バンド、コンテスト前に設備はほぼ揃っていたものの、オペレータが6.5人という厳しい状況でした。全バンドを常時運用できる人数が揃えば、結構良いところに行くことができると思うのですが…

                          JE1CKA
Band QSO Pts Sec SEC/P
3.5 400 400 281 0.70
7 547 547 368 0.67
14 144 144 116 0.81
21 188 188 128 0.68
28 119 119 82 0.69
50 560 560 248 0.44
144 371 371 180 0.49
430 477 477 183 0.38
1.2 158 158 104 0.66
2964 2964 1690 0.57
5,009,160




2013年9月 山頂にタワーを建てる

2015-10-31 09:44:02 | イベント
2013年9月に飯能の山頂シャックにKT-22Rを建設しました。
コンクリートミキサー車も、クレーン車も登れない山頂のため、工事は人力中心となり大分苦労しました。(2015年10月31日投稿)


山頂にタワーを建てる1(2013年9月21日)

山頂にタワーを建てる2(2013年9月27日)

山頂にタワーを建てる3(2013年10月06日)



2015 ACAGコンテスト 進行中

2015-10-11 17:05:43 | イベント
コンテスト当日(10月9日)朝、全バンドのPCがN1MMネットワークで接続出来ていました。これは、かってない!喜ばしい!状況です。
 10時過ぎにJA1NUH, JA1XRH, JA1XUY3名が調布から到着。状況を説明して各バンドのインタフェース設定に取り掛かりました。
 仙台からJR9FFO自閑さん、JH1GTVも到着。夕食前には全バンドで運用できる体制になり、ゆったりと焼肉を堪能することができました。
 しかし、コンテスト直前に今まで問題無く動作していた7MHzで、原因不明ながら音声に強烈なハムが混入し、とてもSSBを運用できる状態では無くなってしまいました。原因追求・対策を立てている時間が無い為、バンドがスキップするまでCWで運用することにしました。一段落してから他のバンドとインタフェースを交換すると、それぞれのバンドでも問題無く動作しました。全く原因不明
 1日明けて、突然28MHzのPCがPINGは通るのにN1MMネットワークでデータが流れなくなったり、IC756Pro3/IC756Pro2が次々と故障するトラブルも発生。
50MHz 8ELのSWRが突然無限大に!! どうもコネクタみたい、と当たりをつけ、一度ばらして外被銅線を整えてねじ込むと無事にSWRが1.0に復帰。他にもアンプのプロテクトが働いたり、PCがフリーズしたり細かいトラブルは数々発生しています。
 最初が良かったからといって、終了までノートラブルなんてことは無いんですね。

 後、残り3時間少し、6名で昨年のスコアを超える事ができるかどうか、トラブル無しで完走できるだろうか?







2015 ACAGコンテスト準備

2015-10-09 23:54:21 | イベント
 毎回ACAGの準備は当日までに完了せず、コンテストが始まってもゴタゴタしていることが多いのです。
 9月にAADXPHがあり、その時は3.5-28MHzの5バンドです。
 10月のACAGは、3.5-1200(2400)MHzの9あるいは10バンドで運用することになり、大幅に運用ポジションが増えるため、リグの配置換えをする必要があります。
 場所が限られているため、常時10バンドのリグ等を設置しておくと、5バンドしか使用しないコンテストであってもかなり窮屈な運用を強いられることになります。そのため、コンテスト毎にリグの配置換えをせざるを得ません。
 今回は、AADXPH後延べ6日間ほどシャックに常駐して、リグの配置換え、UPS設置に伴う電源ラインの配線、LANケーブルの配線等をしてきました。この間にPCが起動しなくなったり、WindowsUpdateをする必要があったため、全てのPCを自宅に持ち帰りました。2GBだったRAMを全て4GBに増設しWindowsUpdateも行いました。
 全てのPCをシャックに設置して、N1MM networkでデータが流れることも確認できました。去年はXpも混在していたためか、ネットワークに接続できないPCがあり、コンテストが始まっても未だ設定をいじっていた状況で、それに比べれば今回はかなり余裕があります。
 ただ、オペレータがフルタイム6名とパートタイム1名の7名で9バンドを常時運用できません。そのため、21/28は最初から一人でバンド切り替えをしながら運用することにしています。それでも後の7バンドを6名で運用するのは、なかなか難しいものがあります。特に開始後の2~3時間をどうやりくりするか頭の痛いところです。24時を過ぎれば、どのバンドもアクティビティーが落ちるので、7人で何とかしのげると思うのですが…
昨年のスコアを更新するのは極めて困難です、果たして3000QSOを超えることが出来るか?!

     2014 ACAG スコア
  MHz    QSOs    Pts    Mlt
  3.5     354    354    266
  7       773    763    489
  14      298    297    220 要 開始2~3時間の運用
  21      171    171    126
  28       94     93     75 要 開始2~3時間の運用
  50      494    485    224
  144     330    326    174
  430     439    428    188
  1200    114    108     68
  2400      7      7      6 今回は無し
  Total: 3074   3032   1836
  score : 5566752

              <2014 ACAGタイムチャート>
    | 21  22  23  00  01  02  03  04  05  06  07  08
----+-----------------------------------------------
 3.5| 29  57  31  32  37  15  21  14  11  14   -   -
   7| 37  34  20  10  17  14   5  18  34  57  57  55
  14|  4   -   -   -   -   5   1   2  12  32  30  35
  21|  8  11   -   -   -   -   8   -   -   4   3   1
  28|  -   -   -   -   -  13   2   -   -   -   1  10
  50| 48  57  57  28  22   5   6   3   3   -  18  18
 144|  4  38  22  17  15   6   -   -   3   8  19  35
 430| 73  65  52  28  29   7   6   -   -   6   -   9
1200| 51  19   7   2   -   -   -   -   -   7   -   -
2400|  -   -   -   -   -   -   -   -   -   -   -   -
----+-----------------------------------------------
合計|254 281 189 117 120  65  49  37  63 128 128 163
累計|        724        1026        1175        1594

    | 09  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20|合計
----+-----------------------------------------------+----
 3.5|  -   -   -   -   -   -   1   9  22  25  18  18| 354
   7| 57  50  49  21  41  35  36  17  42  27  17  23| 773
  14| 34  30  16  20  13  16  20  13  13   -   -   2| 298
  21| 21  16  25  19   7   2   8  17   8  12   -   1| 171
  28|  -   8   8   4  19   -   -   2  10   -  17   -|  94
  50| 32  29  34  21   6  19  18  18  10  15  13  14| 494
 144|  3   -  24   8   7   8  16   8  21  18  20  30| 330
 430| 12  24  21  11   -  12  10   5  10  18  12  29| 439
1200|  -   -   -   -   -   5   3   -   -   7   4   9| 114
2400|  -   -   -   4   2   1   -   -   -   -   -   -|   7
----+-----------------------------------------------+----
合計|159 157 177 108  95  98 112  89 136 122 101 126|3074
累計|       2087        2388        2725        3074|


        2014 ACAG 公式結果
電信電話部門マルチオペオールバンド XMA
  1   JA1ZGP       3184 ×1867 =   5,944,528  H  
  2   JE1CKA       2993 ×1821 =   5,450,253  H
  3   JA1YGX       2899 ×1730 =   5,015,270  H  
  4   JK1YMM/1     2589 ×1617 =   4,186,413  M 
  5   JR1YRI       2364 ×1539 =   3,638,196  H  














CKAプロトタイプ八木 by MMANA

2015-09-14 14:20:42 | イベント
昨年 14/21/28MHzのアンテナを一旦下ろして、スタック構成を変更するついでに、MMANAにて最適化しなおしました。
いわゆるOWA(Optimaized Wide band Array)タイプのエレメント構成です。
特徴は、インピーダンス変動を抑え、バンド内のSWRを低く保つものです。そのためには、D1をRAに近づけ、RA/ReFとD1/D2の間隔を広く取ることが物理的な特徴です。
一般的な構成の八木からでは、最適化しても中々思うようなWideBandになりません。OWA/OWBで検索して寸法をコピーし、エレメントのテーパーリング(Tapering)データを入力してSWRを50Ωで100%にして最適化した結果、下記の様なSWR特性を得ることが出来ました。
バンド内のSWRが低く、FB比もゲインも高いアンテナ などというものは存在しません。OWAはゲインを犠牲にしてバンド内のSWRを低く抑えています。
CWもSSBも両方運用する(国内コンテストでM/Mでの運用がメイン)ための選択肢です。
AA600にての実測値です

28MHz5エレ ブーム長814cmのSWR特性

21MHz5エレ ブーム長914cmのSWR特性

14MHz4エレ ブーム長814cmのSWR特性

FT-991用マイクアダプターの製作

2015-09-09 09:33:39 | イベント
FT-991の設定については こちら で紹介しています。
インタフェースは内蔵していますが、アンプ用のPTTコネクタとRJ45 モジュラーマイクコネクタにPC用のヘッドセットを接続できるマイクアダプタを用意する必要が有ります。

PC用のヘッドセット
現在市販されているPC用のヘッドセットは全てECM(Electret Condenser Mic)です。ゲインは有るのですが、電源(3v前後)が必要です。

マイクアダプター
8PinモジュラーコネクタにECMを接続するためのアダプターを製作しました。

アダプタ外観


FT-991 モジュラージャックコネクタ


マイクアダプタ回路図


回路としては非常に単純です。
+5Vを負荷抵抗(R1=2.2KΩ)経由で供給し、その負荷抵抗から電解コンデンサ(C4=3~8μF)で音声を取り出し、マイクラインに接続するだけです。直列に電圧降下用のR2=3.3KΩを入れていますが、入れなくてもECMは大丈夫だそうですので、3~10KΩ程度の抵抗で構いません。
RFI(RFのマイクラインへの回り込み)防止のため、マイクラインをトロイダルコアに巻いています。
モジュラージャック・8Pinの変換用コネクタは、MicroHamのMK2Rに付属してきて使用していない物が有ったので流用しました。8芯のコードを直接ケースに引き込んで配線するのも手軽でよいでしょう。

アダプタ内部