私がA35NNを運用中にJA5DQHから、K1LZが日本からマルチオペの一員としてARRL-DX CWコンテストに参加したいと言っているが、どなたか調整してもらえないか、というメイルが届きました。
JE1JKL, JR1AIB, JH1GZBと私宛です。
帰国してから色々やり取りをした結果、飯能シャックでお迎えするのが良いだろうということになり、Krassyと連絡を取って調整をしました。
14日に来日し、15日の夜にヒルトンお台場で夕食を摂りながら、コンテストの事前打ち合わせをしました。
飯能コンテストクラブ(そんなの有ったっけ? 無いです、今作りました)のメンバーで参加可能な方を募集したところ、JA1KSA高木さんとJH1ASG中村さんが応募してくれました。また、コンテストML(mailto: contest-request@cq-test.net)でも情報を流すと、JH0TIS小柳さんが遠路はるばる参加してくれることになり、彼を含めて5人体制が取れました。
いつもはマルチマルチなのでQSYルールの厳しいマルチシングルは面白くないだろうし、かといってこのコンディションではM/Mは有り得ない、ということでMULTI-TWOで参加することにしました。
事前に天気の良い日に飯能に行って、アンテナ等に以上が無いか、可能な事前準備をして来ようと思っていましたが、結局木曜日の昼から出かけることになりました。
トラブルズ
コンテスト終了後雷撃から設備を守るため、動作していた設備の全ての接続を外します。それをコンテスト前に接続すると動作しない、ということは飯能シャックでは毎回発生します。今回もいくつものトラブルがありました。
アンプが死んでる
91BETAの電源を入れると屋内のブレーカが飛びます。3回やっても同じ。過電流では無く、どうやら漏電検知器が動作しているようです。一番嫌なのはトランスが絶縁不良になって漏電することです。しかし、調べて修理する時間は無いため、しばし考慮してから古いALPHA78を使うことにしました。
そのためには、200→230Vのステップアップトランスを使用して、電源配線を追加する必要があります。考えると面倒な工事です。他に解決策が無いか考えてもそれが最適解のようです。
直ぐに工事をする気力が沸かず、運用バンドに合わせてリグの入れ替え+同軸の引き直しに時間を費やしました。重いIC-7700とアンプの移動、これも考えると余りやる気が起きません。その後各バンド毎のインタフェース設定、N1MM+ネットワークの設定。それらが終了したのは金曜日の22時くらいでした。
その後で230V用の配線工事です。コンセントを取付け、230Vのステップアップトランスから配線を行い、アンプを接続して動作確認。ALPHA78は無事動作しました。しかし、1.8のSWRが無限大です。どうやら給電部あたりで線が切れてる感じです。これは土曜日の午後に修理することにして、やっと3時半に寝ることにしました。
160mビバレージ
金曜日の午前中に、ビバレージの目視確認をしました。過去に何度も線が切れていて(切られていて?)目視での確認が必須です。なんと給電部で切れてました。圧着端子を取付け修復
いろいろな事情で、1.8にはIC9100を使用することにしました。しかし、全ての設定が終わりビバレージを接続しようとしましたが、何と!9100には受信端子が出ていないんですね。HF専用機ではないので当然といえば当然なのですが。せっかく威力を試そうと思っていたのですが、スローパーで送受することになりました。
土曜日の午後、ほぼ全てのバンドがUSに対して閉じたころを見計らい、タワーに上りました。予想通りマッチングボックスの引き込み部分で見事に切れていました。力がかからないように、かなり余裕を持たせて有ったのですが、それほど山頂の風が厳しいということのようです。圧着端子を持ってくるのを忘れたので、被覆を剥がして銅線で輪っかを作り、端子に締め付けました。数ヶ月は大丈夫でしょう。SWRはJAバンドでで1.5以下に収まりました。
7-(4-1)EL
風でリフレクタが吹き飛ばされ、3エレでオール埼玉に参加しました。その時はSWRは7050が1.2程度で、CWは余裕で使える状況でした。所が、何が変わったのかは不明ですが、金曜日にAE54で測定すると7.17MHzで1.2となっていて、CWバンドでは2を超えていました。しかし、とても調整することは出来ず、このまま使うしかありません。ちょっと可愛そうですが、球のアンプならSWR2でも何とか使えるだろう、と期待してました。
実際特にトラブルは発生しませんでしたが、3.5KW RTTY対応のBPFがかなり暖かくなっていました。SWRが2近くだと1KWでもこんなに熱となって損失が発生するんだ、と実感しました。
DAY1:2月18日(土)
14/21共にぱっとせず、数局に28へのQSYを依頼したが全く聞こえず。だらだらとLow Rateで進行
しかし、Krassyはかなりタフで、土曜日はほぼ休憩無しで、スマートフォンをいじりながらCQを出し続けていました。
11Zの1.8 QSOはAA7A。そこそこ強くてコンディションはそれほど良くなかったとは言え、もっと多数の局が聞こえても良さそうでした。
14MHzに7のスプリアスがかなり入ってきて、7送信中は14がほとんど聞こえない状態でした。どうやら雪が降ってきて、それがアンテナに付着してアンテナの状況を悪くしていた可能性があります。
7/3.5では相互に特に影響は無く、自由にCQを出すことが出来ました。
土曜日の22時頃から雪が降り始め、日曜の朝3時頃には積雪は5cmを超えていました。まぁ~しばらくすれば止むだろうと、それほど気にしていませんでした。
2017 ARRL DX CW Contest (Multi-Two) Day2 に続く
JE1JKL, JR1AIB, JH1GZBと私宛です。
帰国してから色々やり取りをした結果、飯能シャックでお迎えするのが良いだろうということになり、Krassyと連絡を取って調整をしました。
14日に来日し、15日の夜にヒルトンお台場で夕食を摂りながら、コンテストの事前打ち合わせをしました。
飯能コンテストクラブ(そんなの有ったっけ? 無いです、今作りました)のメンバーで参加可能な方を募集したところ、JA1KSA高木さんとJH1ASG中村さんが応募してくれました。また、コンテストML(mailto: contest-request@cq-test.net)でも情報を流すと、JH0TIS小柳さんが遠路はるばる参加してくれることになり、彼を含めて5人体制が取れました。
いつもはマルチマルチなのでQSYルールの厳しいマルチシングルは面白くないだろうし、かといってこのコンディションではM/Mは有り得ない、ということでMULTI-TWOで参加することにしました。
事前に天気の良い日に飯能に行って、アンテナ等に以上が無いか、可能な事前準備をして来ようと思っていましたが、結局木曜日の昼から出かけることになりました。
トラブルズ
コンテスト終了後雷撃から設備を守るため、動作していた設備の全ての接続を外します。それをコンテスト前に接続すると動作しない、ということは飯能シャックでは毎回発生します。今回もいくつものトラブルがありました。
アンプが死んでる
91BETAの電源を入れると屋内のブレーカが飛びます。3回やっても同じ。過電流では無く、どうやら漏電検知器が動作しているようです。一番嫌なのはトランスが絶縁不良になって漏電することです。しかし、調べて修理する時間は無いため、しばし考慮してから古いALPHA78を使うことにしました。
そのためには、200→230Vのステップアップトランスを使用して、電源配線を追加する必要があります。考えると面倒な工事です。他に解決策が無いか考えてもそれが最適解のようです。
直ぐに工事をする気力が沸かず、運用バンドに合わせてリグの入れ替え+同軸の引き直しに時間を費やしました。重いIC-7700とアンプの移動、これも考えると余りやる気が起きません。その後各バンド毎のインタフェース設定、N1MM+ネットワークの設定。それらが終了したのは金曜日の22時くらいでした。
その後で230V用の配線工事です。コンセントを取付け、230Vのステップアップトランスから配線を行い、アンプを接続して動作確認。ALPHA78は無事動作しました。しかし、1.8のSWRが無限大です。どうやら給電部あたりで線が切れてる感じです。これは土曜日の午後に修理することにして、やっと3時半に寝ることにしました。
160mビバレージ
金曜日の午前中に、ビバレージの目視確認をしました。過去に何度も線が切れていて(切られていて?)目視での確認が必須です。なんと給電部で切れてました。圧着端子を取付け修復
いろいろな事情で、1.8にはIC9100を使用することにしました。しかし、全ての設定が終わりビバレージを接続しようとしましたが、何と!9100には受信端子が出ていないんですね。HF専用機ではないので当然といえば当然なのですが。せっかく威力を試そうと思っていたのですが、スローパーで送受することになりました。
土曜日の午後、ほぼ全てのバンドがUSに対して閉じたころを見計らい、タワーに上りました。予想通りマッチングボックスの引き込み部分で見事に切れていました。力がかからないように、かなり余裕を持たせて有ったのですが、それほど山頂の風が厳しいということのようです。圧着端子を持ってくるのを忘れたので、被覆を剥がして銅線で輪っかを作り、端子に締め付けました。数ヶ月は大丈夫でしょう。SWRはJAバンドでで1.5以下に収まりました。
7-(4-1)EL
風でリフレクタが吹き飛ばされ、3エレでオール埼玉に参加しました。その時はSWRは7050が1.2程度で、CWは余裕で使える状況でした。所が、何が変わったのかは不明ですが、金曜日にAE54で測定すると7.17MHzで1.2となっていて、CWバンドでは2を超えていました。しかし、とても調整することは出来ず、このまま使うしかありません。ちょっと可愛そうですが、球のアンプならSWR2でも何とか使えるだろう、と期待してました。
実際特にトラブルは発生しませんでしたが、3.5KW RTTY対応のBPFがかなり暖かくなっていました。SWRが2近くだと1KWでもこんなに熱となって損失が発生するんだ、と実感しました。
DAY1:2月18日(土)
14/21共にぱっとせず、数局に28へのQSYを依頼したが全く聞こえず。だらだらとLow Rateで進行
Day Hr 1.8 3.5 7 14 21 Tot Accum 2017-02-18 00 0 0 0 59 35 94 94 2017-02-18 01 0 0 0 54 11 65 159 2017-02-18 02 0 0 0 26 0 26 185 2017-02-18 03 0 0 0 10 0 10 195 2017-02-18 04 0 0 2 3 0 5 200 2017-02-18 05 0 0 16 0 0 16 216 2017-02-18 06 0 0 23 1 0 24 240 2017-02-18 07 0 2 15 0 0 17 257 2017-02-18 08 0 2 8 0 0 10 267 2017-02-18 09 0 10 10 0 0 20 287 2017-02-18 10 0 12 23 0 0 35 322 2017-02-18 11 1 5 23 0 0 29 351 2017-02-18 12 0 18 37 0 0 55 406 2017-02-18 13 0 22 38 0 0 60 466 2017-02-18 14 0 12 20 0 0 32 498 2017-02-18 15 0 7 26 1 0 34 532
しかし、Krassyはかなりタフで、土曜日はほぼ休憩無しで、スマートフォンをいじりながらCQを出し続けていました。
11Zの1.8 QSOはAA7A。そこそこ強くてコンディションはそれほど良くなかったとは言え、もっと多数の局が聞こえても良さそうでした。
14MHzに7のスプリアスがかなり入ってきて、7送信中は14がほとんど聞こえない状態でした。どうやら雪が降ってきて、それがアンテナに付着してアンテナの状況を悪くしていた可能性があります。
7/3.5では相互に特に影響は無く、自由にCQを出すことが出来ました。
土曜日の22時頃から雪が降り始め、日曜の朝3時頃には積雪は5cmを超えていました。まぁ~しばらくすれば止むだろうと、それほど気にしていませんでした。
2017 ARRL DX CW Contest (Multi-Two) Day2 に続く
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