いつも行く理容室に行った。
「坊主刈りにして。」
生まれて初めて坊主頭にした。
特に理由は無く、なんとなく。
これまではどうオーダーしてたか。
「高めに刈り上げて。」
上はどうしますか?と聞かれる。
実は頭頂部にはあまり毛が無い。
どうしますか?もないやろ・・・。
そう思いつつ、「1cmくらい。」
それで理容師さんは切ってくれた。
1cm切るのか、1cm残すのか。
理容師さんはどうしてたんだろう。
言ってる本人が判ってないのに。
こうしたやり取りが億劫で。
つい、坊主刈りと言ってしまった。
どうせ大して変わりはないだろう。
高を括っていたが割と違うようだ。
散髪してもいつも気付かない伴侶。
今回はすぐ歪んだ笑みを浮かべた。
息子は正面からは気付かなかった。
後ろから見てオォっと声を上げた。
いずれも高評価とは思えない反応。
失敗だったかな?
三週間もすると伸びてくるだろう。
さて、次はどうしようかねぇ・・・。