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聴刻堂日乗

映画「架空OL日記」

映画「架空OL日記」を観た。

2020年公開の日本映画。
監督は住田崇。
脚本・主演はバカリズム。
他出演は夏帆、臼田あさ美ほか。

原作は、バカリズムがOLになり
きって架空の日常を綴ったブログ。
それが書籍化されて、TVドラマに
なって、さらに映画化されたもの。

いやぁ、予想以上に面白かった。

冒頭は淡々とした調子で、これが
ずっと続くかと思うと少し萎えた。
淡々とした調子は続いたんだけど、
なぜか段々と可笑しくなってきて。

これはコントや寸劇の可笑しさと
は違う。連載ものの面白さだ。
100分の映画がちょうど良い。

登場人物たちのキャラが段々判っ
てくる。みんなそれなりに好感が
持ててくる。彼女らを観てるのが
面白くなってくる。

なにせ彼女らは楽しそうだ。OL
ってあんなに楽しいものだったか。
いや、面白くもない日常を何とか
楽しく過ごそうとするから、楽し
くなるのだろう。

ところで、バカリズムがOLの中
に混じってる効果って何だろう?
よく判らないけど、それだけで
安心して笑えるんだよね。

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