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聴刻堂日乗

「ChatGPTの全貌」(岡嶋裕史)

「ChatGPTの全貌」という本を
読んだ。

岡嶋裕史という中央大学教授さん
が描いた本だ。副題は「何がすご
くて、何が危険なのか?」。

面白かった。

ChatGPTに対する問いかけ(プ
ロンプトと言うらしい)とそれに
対する回答内容が数多く例示掲載
されていて、具体的に理解できた。

意味は理解していないくせに、さ
も尤もらしいことを言ってくる。
そのあざとさに笑ってしまう。と
同時に、その能力の高さに驚きも
するし、この手の甘言にまんまと
乗せられそうで怖くもある。

著者の岡嶋裕史氏は、単に客観的
な解説をするだけでなく、ご自身
の見解をはっきりと示してくれる
のが素敵だ。そして、その主張は
概ね納得できる。

AIは道具だ。性能は高いが崇める
必要はないし、怖れたり敬遠した
りする必要もない。得意・不得意
があるのでよく知って、上手に使
うようにすれば良い。

なるほど。さっそく使ってみよう。
MS EdgeにCopilotという生成AI
ツールがある。GPT-4が活用され
ているらしい。

「毎日暑すぎるんだけど」と入力
したら、次の様な回答があった。

「暑い日々は辛いですね。こまめ
に水分を摂ることと、涼しい場所
で過ごすことを心掛けてください
ね。体調に気をつけてください! 
😊」

絵文字まで付いとる。
可愛いやっちゃ。

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