映画「JOY:奇跡が生れたとき」
を観た。
2024年のイギリス映画。
監督はベン・テイラー。
出演はトーマシン・マッケンジー、
ジェームズ・ノートン、ビル・ナイ
ほか。
1960年代から70年代にかけて、
初めて体外受精による出産を成功
させた医師、生物学者、看護師の
三人の奮闘を描く、実話に基づく
物語。
不妊に苦しむ女性や夫婦を少しで
も救うため、彼女らの選択肢を増
やすため、使命感を燃やして研究
を進めていく。
だが前人未到のこと。懸命の努力
にもかかわらず、成果はなかなか
挙がらない。
さらに当時は、生命の誕生に人手
が介在することに拒否反応が大き
かった。マスコミから叩かれ、教
会からも非難され、保守的な肉親
まで拒絶されてしまう。
正しいことをしてるのに、人の為
に尽くしているのに、理解されず
叩かれるのは辛い。
かつて「試験管ベビー」なる言葉
があった。今では死語になるほど
当り前になっている。人の社会と
いうものは、こうした誰かの頑張
りでここまで進んできたんやな。