All's Well That ends Well?2

結婚して働きながら主婦をしてと、忙しいけど。
基本的にはお料理ブログ

本!

2011-03-09 18:12:27 | ケータイより
二月中旬から読み始めた『国盗り物語』をやっと読了。

早雲編上下巻と信長編上巻まではすいすいと読めてしまったんだけど、最後の信長編下巻を読むのに二週間もかかってしまった。

信長も光秀も好きになれないのでした。
信長はおもしろいけど、残虐で合理主義一点張りだし、光秀に関してはおもしろみすらないかも。
光秀より、島左近です。

戦国時代の人間模様は
戦国前期と後期の大名がおもしろい。
中期は世には知られていない傾奇者の話がやっぱりおもしろい。


そして次に読んでいるのが、『空海の風景』。

対宇宙で物事を考えたことありますか?

あたしはそんなぶっ飛んだ考え方はしたことがなかった。

別に自分の存在する意味とかって探したこともないし、自己否定とかもしたことがないけれど、こういう話には大変興味があるわけ。
宗教哲学とでもいうのかしら?

おもしろい。

あたしは神様や目に見えないものをしんじるひとだけど、だからといって仏像崇拝をするひとでもない。

原始崇拝に関して、あたしは信じてしまう。

三輪山を崇めるように、山自体を崇める考え方には頷いてしまう。

いわゆる、自然を崇めるというか、自然対自分で考えた時、自分の無力さをあからさまに感じるもんだからつい。

あぁ、あそこにいってよかったなぁという時、そこの土地からきっと新たななにかを得てもらえたと思うし、それって結局自然とかになるわけだから。

自然全体を作りだす宇宙。
壮大すぎる。


考え及ばず。
といったところ。


だから先に空海を知りたいと思ったし、だからといってあたしが真言宗に傾倒するわけではないので悪しからず。
空海という人間に惚れることはあるかもしれないけど。