※ネタバレ含みますので未観賞の方はご配慮下さい
どもども51マスターです。
さてさて年末から年始にかけて、この巷で話題の映画に関してちょくちょくお客様に聞かれるんですけど「行って来ました!」「マスター観た?」「観るべき?」などなど……
とにかくこの映画の原作の影響力も相当なものだし、本当に沢山の人が観てるので僕如きがアレコレと喋るアレでも無いのですがあくまでも個人的な意見&見解でしゃべりますね。ご了承下さい🙏
先ず僕は映画化と言う事については正直に言うと「映画なんか後でもいいので早く『バガボンド』や『リアル』の続き書いて下さい」と言う気持ちが強くてどちらかと言えば否定的でした(笑)アニメ版が苦手ってのもあって🙏
なのでネットで話題になった声優交代の是非とか、ジャイアンの声が桜木か!だとか色んな話が飛び交う中で個人的にはそれ程関心が無く、アニメ版では自分の中では想像とは違った声優陣が一掃される事に「そなんだぁ」と思う程度。言うても映画本編では、城北メンバーそれほど台詞ないです。リョーちん以外は(笑)
映画公開前から結構ガードが固くて映画の内容や色んなものがシャットアウトされて皆んな結構好き勝手にネットで「ああでもないこうでもない」と言うてたのを散見してましたが、そもそも井上先生がそうしたかったのだからと……好きな人がそうしたいと言うてる所にファンを公言する輩がゴチャゴチャ言うのは筋違いだと思い敢えて黙認してましたww 結果この情報の閉鎖的な感じが作品の話題性に繋がって今のヒットに繋がってるのかな?と思います。お隣韓国では外国映画ではトップの興行収入だとか。
ストーリーはと言うと原作にはなかった新しい目線と単行本25巻以降の山王戦になります。先ずコレが度肝抜かれました。原作では語られなかった宮城リョータの幼少期から始まり、ひと段落したとこで前触れもそこそこに山王戦が始まります。そこから試合の経過ともにリョーちんの山王戦に至るまでのストーリーが展開されて行くんですが、コレがまた良くて試合自体は原作と違い淡々とスリリングなゲーム展開で進行するのとは対象的にリョーちんの話は幸薄めな家庭環境プラス兄の死と言う結構ドラマチックで少し重ためな展開で進むのでストーリーに緩急があって見入ってしまい全部見終わる頃には普通にバスケの試合をひと試合観たような感覚になります。
原作では相当にドラマティックな展開で描かれる山王戦も今作品においては物凄くリアルを追求してて余計な台詞や登場人物が一切ないです。桂剥きする魚住も会場の隅っこで応援&解説してくれる海南大の連中も全国常連の方々も全く出てこないです(魚住はシルエットで出てきますが笑)このリアルでスリリングな展開がリアルなバスケットボールの試合を演出してて、なるほど余計にストーリーに見入ってしまう構成に仕上がってます。原作読んでる人は各シーンで台詞が勝手に出てくるだろうし、リョーちんのヒューマンドラマ的な展開に意外とハマるので観賞中はあっという間に時間が経ちます。上演時間少し長めなんですがね(2時間4分)
敢えて気になる部分があるとすれば何故リョーちんが安西監督の元に来たのかって話が端折られてる事ですかね。陵南戦で田岡が欲しがってたメンバーにリョーちん入ってる描写あるんですが、そのリョーちんが田岡監督の誘いを断る理由に安西先生あげてるんですよ。きっとリョーちん的にミッチーみたいな安西先生との出会いがあったからこその話だと思うんですがコレって重要じゃないですか?話し加えるべきじゃないスか?今回の映画は特にwww
あとお客様の中に今回の映画が「First」って付くので「Second」や「third」があると、さも自信ありげな話ししてくる方もいらっしゃるんですが、個人的にはコレで無しですね〜。ファンとしてはやはりバガボンド早く終わらせましょうよ、又八を楽にしてあげましょうよww って思ってしまうわけです(笑)←それってホントにファン?www
僕の周りでも2回目、3回目と繰り返して観る人も多く、何度も観て映画への理解力をすすめるには良いのかな?と思います。それだけ魅力的な映画ですし、皆それぞれにこの原作だったりアニメに思い入れがありますからね。
もともと僕自体が云々言える立場ではない事は承知の上ですけど、こうやって映画ってのは監督さんが思ってる以上のことをお客さんが語れたら、その時点でその映画は勝ちなんですよ。
そういう意味ではこの映画が成功する意味も分かりますよね👍
皆さんはどんな感想をお持ちですか?もし良かったらお店で話しかけて頂くと喜びますwww
それではまたお会いしましょう✌️