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しーさるの鉄日記

足尾から日光経由であしかがフラワーパークへ

トロッコわっしーで通洞到着11時00分、通洞では6分だけ待って、11時06分の普通桐生行で折り返すことに、自分たち以外にも数人ほどが折り返した。来た道を戻って、神戸には11時29分に到着した。神戸駅の上りホーム隣接のレストラン『清流』は、廃車となった先代東武特急のDRCを利用しているのが特徴、私鉄の特急車両をこういう形で静態保存しているのを珍しい。目当てのソースカツ丼は売切れだったので、やまと豚弁当の食券を券売機で購入、半券を厨房のカウンターに置いた。料理を待つ間、トロッコわたらせ渓谷3号を撮影することに、ディーゼル機関車含めて5両なので、ディーゼル機関車は駅ホームからはみ出た。そのため、公園からの撮影となった。撮影後、やまと豚弁当を食べることに、手ぬぐいも付いてくるのも面白いけど、包み紙の裏がわたらせ渓谷鉄道の路線図になっているのも面白い。

跨線橋を渡って、駅舎のある間藤方面ホームに降りた。駅舎の中には券売機があるが、レストラン清流が管理しているためか10時~16時までしか使えない。券売機ではわたらせ線内の切符の他に、東武線、JR線の連絡きっぷが買えるので、運賃表には両毛線全駅、日光線、鬼怒川線以外の東武線全駅の料金が書かれていた。他社からだとわたらせ渓谷鉄道の連絡きっぷを買うことはできない。駅前はみどり市東町路線バスが乗り入れる。富弘美術館や国民宿舎までは列車に合わせて頻繁に運転されているが、沢入駅方面へは3往復のみ、花輪駅方面などへは朝を中心に1本しか運転されてない。駅前では地場野菜などを販売する市場的な店が開かれ、観光バスからの団体客が買い物をしていた。

神戸発12時29分の列車に乗って、3度目の県境越え、これくらいになると車窓にも飽きてくる。足尾には13時01分に到着した。ホーム裏の側線には、1時間ほど後に折り返す『トロッコわたらせ渓谷』の回送が停車していた。13時31分の普通桐生行が出た後、上り線に入線、間藤寄りの機関車を切り離して、下り線を機回し線代わりにして、足尾寄りへ、スイッチバックして再び客車に連結させる。客車列車を運転している路線では転車台を使うことが多いから、こういう機回し作業を営業列車で見れるのは、ここ足尾とストーブ列車の走る津軽鉄道の津軽中里くらいだと思われる。駅舎横の側線には国鉄時代に使われていたキハ30、キハ35が静態保存してあるが少し痛んでいた。そこから少し離れて、DB064機関車に連結された車掌車ヨ8928、濃硫酸用タンク車のタキ29312、ガソリン用タンク車のタキ35811を展示している。いずれもNPO法人足尾歴史館が管理、濃硫酸用タンク車は実際に足尾で使用されていたものだ。

足尾からは、13時20分発のJR日光行の日光市営バスに乗ることに。通洞駅の1キロ南の双愛病院から10分かけて来るのだけど5分ほど遅延していた。バスを待っていたら、猿が3匹塀の上を歩いてきた。野生の猿を見るのは初めてだ。バスは地元の利用もあり、足尾駅で3名下車、席を1つ残して座ることができた。田元バス停を出たバスは、日光方面の国道へ向かわずに、線路沿いの道を走行、間藤駅に停まって2人乗り込んできた。田元から6分、足尾本山旧駅付近の赤倉バス停で折返し、再び間藤駅を通って、田元へ向かう。わたらせ渓谷鉄道の全列車時刻表に掲載されている市営バスの間藤発は2度目の通過時刻で足尾から間藤まで12分かかっている。例えば『トロッコわっしー』からの乗り継ぎの場合、足尾での乗り継ぎ時間6分に対し、間藤では14分と余裕がある。間藤で6分だけ待っても赤倉へ向かうバスが来るけど。最終の日光行バスは、通洞、足尾ではわたらせ渓谷鉄道から接続しないが、間藤では接続する。ただ乗り継ぎ時間は1分しかないから微妙なところだ。田元から国道122号を昇ること25分、日足トンネルを3分かけて通過する。そこから数分、いろは坂からの道路が合流し、清滝に到着する。清滝からは降車専用となり、乗り込むことはできない。清滝から5分くらい走ったところで渋滞にはまり、神橋まで5分で行けるところが20分以上かかってしまった。神橋から流れ出したが、東武日光駅には25分遅れの14時33分に到着した。足尾時点では5分遅れだったから、時間通りだと48分だったところが68分かかったことになる。渋滞の途中で降りた観光客がいたとはいえ、座ることができて良かった。

日光からはあしかがフラワーパークへ向かうことに、そのために両毛線との乗換駅である栃木まで東武利用となった。当初の予定では15時12分の普通に乗る予定だったが、家族の希望で特急に乗ることにした。ところが、14時57分の『けごん』は栃木まですら満席だった。諦めずに、券売機で数回チャレンジしたら、普通に確保することができた。渋滞に巻き込まれたバスに乗っていた客が、間に合わないと思ってキャンセルしたのだろうか。栃木を出ても、空席があったことから、ネットで買わなかった客はキャンセルできなかったのだろうな。特にインバウンドは。東武側には損はないけど、もう少しキャンセルしやすくして、空席を提供して欲しいところだ。昔と違って、上りの快速→急行もなくなったからな。3時間近く先まで満席になっているを見ると、スペーシア2編成をXで潰すのではなく、そのまま残した方が良かったかもしれない。あとは、りょうもうの500系を日光線に回すとか。

栃木着15時36分、両毛線まで時間があったので、駅前に去年オープンしたばかりの永井百貨店で日光ジェラードを食べた。栃木発16時13分の両毛線に乗車、小山の方の乗車位置から後ろの方が混んでいると予想したが、栃木でのエスカレーターの位置が近い前の方が混雑して、後ろは席の半分も埋まってなかった。その前の方も佐野で半分以上が下車して、だいぶ空いていた。

あしかがフラワーパーク着16時37分、少しうす暗いうちからイルミネーションを見物することになった。12月16日、23日には、八王子や西船橋から臨時特急が運転され、八王子からの『ときめき足利イルミ』は、今乗った列車の10分前にあしかがフラワーパークに到着する。自分たちが乗った帰りの列車は、あしかがフラワーパーク発18時14分だったが、臨時特急は八王子行19時32分、吉川美南、西船橋行20時05分と遅くまで見物できる。臨時列車の運転のない日に武蔵野線沿線へ行こうとすると、最低3回の乗り換えが必要だからな。

あしかがフラワーパーク発18時14分の両毛線で、佐野着18時21分、8分接続の29分の東武佐野線に乗り換え、館林には18時45分に到着した。館林では『りょうもう』に3分で接続、接続時間は短いものの、ホーム上接続なので指定券を見て、乗車位置まで歩くだけだ。『りょうもう』の充当車両は2編成しかない1800系リバイバルカラーの赤い編成だった。行きとは違い、羽生、加須、久喜と東北道のインター並みに停車していく。それでも、100キロ以上をキープするので岩槻まで渋滞の東北道よりは早い。アーバンパークラインに入ると北千住までノンストップ。でも、先行の『けごん』が5分遅れたため、抜かれた急行も数分遅れ、せんげん台手前では徐行するようになった。越谷で急行を追い抜いてからは順調に走ったが、北千住には2分遅れの到着となった。

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