12年といえば、干支が一回り。
産まれた子が小学校を卒業するくらいの年月。
あの日、私たちの帰りを待っていた中学2年生のムスメは社会人になり
わたしたちもそれぞれに年を重ねてきました。
3月11日はわたしたち夫婦の結婚記念日。
婚姻届けを出したのはその後ですが、挙式したのがこの日だったのです。
東日本大震災の日と同じ日になってしまいましたが。
『寒昴たれも誰かのただひとり』 (照井 翠)
今朝の新聞のコラムで知った句です。
ひとりひとりが、誰かにとってかけがえのないたったひとりの存在 。
今日は、その言葉をしっかりと受け止めて、改めて向かい合う日に。
なにげないひとときを大切にして。