くろさん亭、おかわり

この本が描く世界は~『エピデミック』(川端 裕人著)

図書館が再開して、開館時間も長くなり、利用しやすくなりました。

なるべく早めに借りて帰らなくては、とは思うのですが

やはりほんの森では彷徨って探すことがひとつの醍醐味だと思うわけで。

30分くらいの滞在は許してもらいたいものです。

今回、図書館で見つけたのがこちら。


『エピデミック』(川端 裕人著)

表紙の絵がアンリ・ルソーの『戦争』

ルソー自身この絵について、

「それは到る所に恐怖と絶望を残し、そして涙と廃墟を後に通り過ぎてゆく」

と説明を添えています。

だから、この『エピデミック』という作品にぴったり。

そうそう、ネタバレにならないように本書の説明をいたしますと

”首都圏郊外で、インフルエンザ様の感染症が勃発、死者が!

  町のどこかに感染源が。故人が海外で接触した動物か?

それとも、食物、ペット、水、動物愛護センター、宗教施設? 

感染源の候補を、疫学者がしらみつぶしに調べるが。

時間との闘い、感染症制圧の現実を描く!”(KADOKAWAの説明より引用)

かなり分厚い本なんですけどね

そのスピード感、内容に引き込まれて一気読み。

この作品が発表されたのは2007年。

う~ん、今年読むとまた味わいが違うかも。

いろいろと勉強にもなりますし。

※手軽な文庫版も復刊されているようです。

コメント一覧

くろさん
@hitsujigumo3942 hitsujigumo3942さんへ
恩田陸さん、好きです!息子さんの選択もすてきですね。
やはりバタバタですよね。そのうちゆっくりと本を選びたいものです。


satochannoniwaさんへ
私も以前ほどは本が読めなくなりました。でも、読めないとなると読みたくなるのです、ないものねだり?
satochannoniwa
図書館、、忘れちゃった、、です、、
本も 最近  読まなくなってる、、活字中毒だったのが、、不思議、、アハハハ
hitsujigumo3942
おはようございます!

私も図書館で恩田陸さんの本と刺繍の本を借りています!
そろそろ返却です〜
ゆっくり見たいと思っていても‥なんか早く帰らなければ行けないかなと思ってしまって‥バタバタして借りて帰りますね。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「読書」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事