寝込むことはありませんでしたが、ここ数日体調を崩していました。
たぶん、暑さと職場の問題だとは思うのですが。
職場の問題を考えると、まちがいなく私の心は不調そのものなんです。
溜息をつきつつ、先日読了したこの本を思い出しました。
『猫を処方いたします。』
ごんさんから1巻をいただいて、そのあと2巻、3巻と買ってしまった本です
京都市中京区の薄暗い路地にある「中京こころのびょういん」。
心の不調を抱えてこの病院を訪れるひとびとに
妙にノリの軽い医者が処方するのは、薬ではなく、本物の猫!?
京都と猫と好きな世界・・。
表紙のイラストの印象からもほのぼのとした物語と思いますが
でも、読み進めればぎゅっと胸をつかまれるような切なさと
そのあとに流れる暖かい涙。
決して公共交通機関で読んではいけない本でございました。
今の私には、二ケ先生はどんな子を処方してくれるかしら?
なんて思いながら、読了。
おすすめです。