わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

大島紬のワンピース

2014-11-06 12:38:21 | おうちふく =元キモノ=

いただきものの大島紬です。
形見分けのそのまたお流れを頂戴して、ちょうど四年たちました。
いちど雨の日に着て出かけましたが、なかなか出番がない。
サイズがあってないせいです。
単衣か雨コートに仕立て直して年に数回着るか、
服にして毎日着用するか。。。。
思いあぐねた末、後者を選ぶことにしました。



いつものパターン。
大島は横糸がほつれやすいので、ばっちり袋縫い。
袖つけに悩んでいると お友だちに話したところ、
「オートクチュールに袋縫いはないのよ!」
と笑われました。
ごもっとも。
それでも修練とはおそろしいもので、今回は一度で決まりました。



長さはくるぶし丈、後ろに30cmの長いスリットを入れています。
これがあるとないとでは、歩きやすいだけでなく、布の揺らぎが違うのです。
ただのだんぶくろが服らしくなるのですから、面白いですね。

きもの地は、縦のラインを長くとってやると、表情が活きる気がします。
それに気づいてから、丈をくるぶしにとって、スリットを入れるようになりました。
めちゃめちゃ風通しはいいですから、下にレギンスをはいて
靴も同色でそろえたいのですが、色数が制限されますね。

明日から、箱根です。
ようやく、外風呂に入ってもいいと許可が下りたので、一泊ですが湯治に行ってきます。


ほんとうは ほかのにするはずだったのが、気がついたらこれになってました。
そういえば・・・・・
前の持ち主は、たしか箱根にいらしたんでしたっけ。

カビ、はやかしてませんよう!
まにあわなかったけど、胴裏もこれから下衣にしますよ!
八掛は、もちろんいつものブラウスー!!

・・・・・と、箱根の風が、伝えてくれるかなぁ。






2 Comments

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Unknown (陽花)
2014-11-06 23:13:45
くるぶし丈の下にレギンスなるほど!
それはいいですね~
何着も作られているのに私はまだ・・
折角型紙を作って頂いたので早く取り
掛からねばと思うだけで日が過ぎます。

箱根へ湯治いいですね。
術後のお身体もきっと癒されますね。
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Unknown (Suzuka)
2014-11-07 07:46:25
しなれてしまえば、手順を身体がのみこんで楽になりましたが、それでもブログと首っ引きです。
どこにしまったか忘れないので、(・∀・)イイ!使い方ですよね。

休みの間にフードつきパーカーをこしらえるはずが、型紙の時点で止まったままです。
考える時間って、かかりますよね。

箱根は紅葉がみごろだそうです。
昨日から、家人と、
「船に乗る!」「いやだ、登山電車がいい!」
とやりあっています。
どうなりますかねぇ。。。。
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