せんだってこしらえたひざ下丈のワンピ。
夏のコンサートに着ていったのですが、どうしても気に入らない。
ストールを解いて、マーガレット風肩掛けに直しました。
が、それでもまだ気に入らない。
肩から落ちかかるきれをつど直すなんて、性にあわないのです。
かくて、三度目の正直。
肩掛けを解体し、元の袖部分でロングスリーブにしました。
ぺらぺらにならないよう、引き返しもたっぷりとり、
あきたらゴムを入れられるよう、袖口も開けてあります。
もう一つの欠点は、きれが軽いせいか、すそが心もとないこと。
考えあぐねた末、残りの袖を四等分にして継ぎたすことにしました。
できるだけ矢羽がつながるようにしてプラス12cm、
ピンタックとパイピングをつけて、重みをかけました。
長さは、いまが旬のミモレ丈。
うーん、やれやれ。
すその長さと、タックの位置がなかなか決まらず、時間ばかりくいましたが、
とりあえず落着。
オレンジをどこかにアレンジすれば、まんまハロウィンにも着られそうです。
きれいに柄合わせされて
こだわりぬいた一枚ですね。
こだわりなんて、たいそうなものではないのですが、
絹の黒を着ますと、やけに肌がしろくみえるのですよ。
で、腕や脚がめだって気になります。
あと、運転するときも、ずってくるデザインは向いていないと思い知りました。
和服のラインを残してやると、服にしてもそのままできれいなのですね。
・・・着て歩くのに、若干、勇気がいりますが。