わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

地球を半周

2006-02-09 17:15:56 | くらしのエッセンス
サンディエゴのちょい北、アウトレットモールの雑貨屋さんで。

写真からではわかりませんが、実は直径39cm、厚みは8cmあるという大物です。
アメリカで出てくるお料理は、ボリュームがハンパじゃありません。
でっかいディナー皿にてんこ盛りで出てくるので、二日酔いの朝なんか、もうそれだけでげんなり。

さすがにこれは盛り合わせに使うのだと思われますが、
日本ではなかなかお目にかかれないサイズが信じられないほどのお安さでした。(2600円ぐらい?)

よせばいいのに。
買ってしまったんですね。
日本まで持って帰るから、しっかり梱包してとカタコトの英語でお願いし、あちらもそのつもりでしたが、なんせもとが大雑把だし。
渡された紙袋は、ずっしりと重たくて・・・

そのあとは、もう地獄。
割れてもいいやというつもりで買っても、それはそこ、根がケチですからね。
最大の難関は帰りの飛行機。
スーツケースに入れてと思っていたのですが、同行の友人はゼッタイ無理だという。
で、このかさばるやつをかかえてエコノミーの座席に。
離陸のチェックをしにきたスチュワーデスが、それはナンダと聞く。(ま、そりゃ当然だよね)
"China"と言ったら、上のロッカーにしまえという。
心配だから(壊れるのもだけど、こんな重いもんがひとさまの頭を直撃した日には・・・)と抵抗したが、大丈夫だと説得され、近くのジェントルマンがのっけてくださった。
乱気流にも遭遇せず、乗客も大皿もぶじ東京に到着。

3キロ焼いたスペアリブを盛っても余裕の大皿くん。
焼きはあまい、イタリア製です。
はるばるアメリカまで旅したあとでまたもや海を渡るなんて、思ってもみなかったろうね。

どうしてこんなの買ってしまったのかって。
そりゃ、家族とはなれて異国の地を踏んだとたん、みごとにホームシックにかかってしまったからです。


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