わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

ぬけちゃった

2007-03-10 17:37:31 | くらしのエッセンス
ちょうど一年半まえ。
わが家で購う、最後と思われたなべが到着した。

日々の糧

たったいま、工場の台から降りてきましたといわんばかり。
切りたての金属の匂いがする素朴なゆきひらは
当初案じた「敬遠」もなく、家族の手を往き来する。



・・・到着当時・・・


そして、何もなければこんなことは書いてないわけなんだが・・・

鍋全体でみた使用率は、サイズでいくと24cm、26cm、どちらもほぼ互角。
この後者が、逝った。

アルマイトの実用鍋、引導を渡すのは二度目になる。
買い換えは嫌いだから、二代目は特価品じゃなかったのにな・・・

銅鍋の沸騰の速さは‘俊足’という形容がふさわしい。
うっかりすると、蒸気を製造しただけ、なんてことにもなりかねない。

アルマイトのアドヴァンテージは、価格だけ、となった。

こないだうち、ホウボウの煮付けに、不自由したっけなぁ。
家族は減ったというより、膨張したような気もするし。

えーい、買っちゃえ!

27cmからは業務用になるそうで、受注生産だとか。
ああ、うちは何を飼っているのやら。



みなさま、なべを火にかけし折は
ゆめゆめ 眼などはなされませぬよう。

黒雲捲き上がるそのときも
あわてて水かけちゃダメですよ。
まずガス止めて、酸素の遮断。

なによりも、落ち着くこと。

なべは、買い換えられるんだから・・・


2 Comments

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Unknown (陽花)
2007-03-11 10:56:28
ゆきひらは使いやすいので、使用頻度が高いのですが
私もゆめゆめ忘れたばっかりに・・・なんて事も何度かあります。真っ黒になったのを空焚きして必死で
こそげたこともありました。
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子どもと喧嘩を (Suzuka)
2007-03-11 11:26:22
いやさ、叱ってるときなど、片がついたときにはお芋がまっくろなんてこともありましたねぇ。

ほかの子たちが、うらめしそうにしてましたっけ。
お焦げのフレーバーは、見た目よりもしっかりついてて。

焦げ付きは、お水を入れて煮立てればとれるんですけど、ぼっこぼこになってしまった鍋底はなおりません。
そろそろ出来上がったころでしょうから、
届いたらお見せしますね。
(でも、ちっともおしゃれじゃないですよ。)
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