わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

木立にて

2006-09-14 08:27:33 | ぷち・ぶーけ
スモックシリーズ 最後の一枚。

アンデルセン刺繍のなかの雪の女王からだったと思います。

これには 果たせなかった約束の
思い出があります。



スモックを見た南海さんが
「こういうの、いいわ。子どもにゃわからんよ」
と仰いました。

「こんなの、かんたんだよ。
なににする?」

そう答えた記憶があります。

どれにぬいとりをすればいいか。
答えを聞くまえに
いなくなってしまわれました。



はじめて使ったビーズ。
専用の針がなくて往生したっけ。



きらいな作品ではないのに
アップが遅れたのは
いまでも しくしくするものがあって。

そういえば
あれからまだ刺繍していないなぁ。


1 Comments

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子供だから (風の森)
2006-09-19 16:34:27
子育てに大奮闘の日々だったでしょうに、まあ、よくなさいましたねぇ!!

赤いオーガンジーで、気持ち大きめな同型のスモックをこさえて・・・秋になったらこの上に羽織らせると、素敵な夕焼けの景色になりますね~。

私も来世は子供をたくさん産んで、そんなこともしてみたいです。

小さい時から「本物」に触れさせることは必要ですね。子供だからこそ「まにあわせ」や「つなぎ」ではいけない。手をかけたもの、大事な本物をあえて与えることで、大切に扱う気持ちと技術を学ぶのだと思います。それはまた、繊細な情緒も育てるでしょう。

美しくてゆたかなものに囲まれて育った玲ちゃんて、本当にしあわせですね~!!
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