わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

さつまいもの詩‐うた‐

2013-10-09 08:58:37 | かぜは・・・
電車を二つ乗り継いで、
坂道をつごう25分歩いてこられる方が持ってきてくださいました。

なんてみごとなさつまいも!

大好きだからうれしいけど、ノートパソコンといっしょじゃ
さぞや重かったのでは・・・・

すると、問わず語りにおいもの身の上を語ってくださいました。


週に一度、太極拳に通っています。
始めたばかりだからまだよくわからないけど
体内の流れがよくなる気がします。

練習仲間の一人が、また大量のさつまいもを持参して
みんなに分けてくれました。
それというのも、九十になるおかあさまが、
毎日のように八百屋さんに出向かれては
きまってさつまいもを需め、
二つか三つ、息を切らしながらさげてこられるのだとか。

八百屋さんのほうもこころえたもので、
ちゃんとかたちのきれいな 大きないもを 切らしたことがないのだそうです。
きょうは、家にも買ったばかりのいもがあったので・・・・・




その方が帰られてから
アンテナを伸ばし始めた我が家の買い置きと
みくらべるともなくみていたら・・・・



ああ。
芋粥の、芋だ。


母から、むかし何度となく聞かされました。
祖母といっしょに畑をつくったこと、
それだけではたりなくて、
きものを持ってお芋を分けてもらいに行ったこと。

だから、母はいまだにジャリ線に乗るのが嫌いです。

その方の心の中には、まだきっと
「家族に食べさせなければ」という思いが渦巻いているのでしょう。




さて、後詰めも控えていることだし
すくすくと葉っぱをのばしてる方を なんとかしなくちゃなりません。

目先を変えて、手抜きのきんとんにしてみました。
ゆでこぼしてさとうをまぜ みりんで練っただけですが
1日おいたら味がなじみました。


いただいたおいもは・・・・・
なんにしようかなぁ。




2 Comments

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Unknown (陽花)
2013-10-09 14:27:47
見事なさつまいも、うちのと大違いです。
毎年いきあたりばったりで作っているので
まともに出来たためしがなく、少ししか
あげられなかったので、娘にちゃんと
書いておかないとと叱られました。
私としては少しだけでも収穫出来たから
いいのでは・・・とおもっているのですけどね。
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Unknown (Suzuka)
2013-10-10 08:08:11
おはようございます。

ほんと、画にかいたようなみごとなかたちですね。
お店でも、なかなかここまでのは見当たりません。
種類もあるのでしょうけど、細いほうが多いですね。
お正月用のきんときなど、それこそ目の飛び出るようなお値段です。
あれこれ考えあわせると、大きくてかたちのいいお芋作りは、けっこう難易度が高いような気もされます。

慣れない畑仕事で、祖母は後年ひざと腰を痛めました。
食用で、うさぎも飼っていたそうです。
丘の中腹にある家ですが、空襲で上と下は焼け、わずかに焼け残って、そこにたくさんの方が避難したといってました。

陽花さまもお身体にはくれぐれもお気を付けくださいね。
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