玲が、ふてくされて登校した。
選択科目の保護者欄に、あっさり署名捺印しなかったから。
上の子たちを育てたときも感じた憤りが
またこみ上げてくる。
どうして、これしか選べないの。
いま、学べなかったら
もう一生縁のない科目かもしれないのに。
どうして、この子たちは
学ばなくていいと、
いったい、だれが決めたのよ。
文系・理系に分けておいて、なにが全人格的教育なの。
わたしは、子どもたちに
食べ物の好き嫌いを許さない。
そんな、些細なことが
実は大きく人格形成に影響すると、ひそかに思っている。
慣れない味、はじめての料理
最初から拒否してしまって
どうやって経験を積むと言うの。
にがさや、えぐさ、
たたみこまれた奥深いものを
知るということは
味わってみなくちゃわからない。
そして、
すききらいが許されるんだと、
無意識に書き込まれる“特別”こそが、
とってもやっかいな陥穽なんだよ。
ベクトルがなんの役に立つか。
基の構造にいつお世話になるか。
それは、ゆっくり知ればいい。
異世界のコトバが、ふしぎに共鳴してることだって
ないとはいえぬ。
その発見の醍醐味は、だれでもない
あなたのものだ。
だから。
もう一晩、
考えてごらん。
選択科目の保護者欄に、あっさり署名捺印しなかったから。
上の子たちを育てたときも感じた憤りが
またこみ上げてくる。
どうして、これしか選べないの。
いま、学べなかったら
もう一生縁のない科目かもしれないのに。
どうして、この子たちは
学ばなくていいと、
いったい、だれが決めたのよ。
文系・理系に分けておいて、なにが全人格的教育なの。
わたしは、子どもたちに
食べ物の好き嫌いを許さない。
そんな、些細なことが
実は大きく人格形成に影響すると、ひそかに思っている。
慣れない味、はじめての料理
最初から拒否してしまって
どうやって経験を積むと言うの。
にがさや、えぐさ、
たたみこまれた奥深いものを
知るということは
味わってみなくちゃわからない。
そして、
すききらいが許されるんだと、
無意識に書き込まれる“特別”こそが、
とってもやっかいな陥穽なんだよ。
ベクトルがなんの役に立つか。
基の構造にいつお世話になるか。
それは、ゆっくり知ればいい。
異世界のコトバが、ふしぎに共鳴してることだって
ないとはいえぬ。
その発見の醍醐味は、だれでもない
あなたのものだ。
だから。
もう一晩、
考えてごらん。
すてきなブログですね。
きっと発信されている方が素晴しいのでしょう。
またお邪魔します。
コメントになっていませんね。すみません。
私も、子どもたちには何でも自分の舌で目で手で全ての感覚で味わってみてもらいたいと思います。自分自身も。出会う前から「きってしまう」ではなく。
失礼します。
お名前を拝見したときに、つい
藤原彰子を思い出しました。
小学生の頃読んだ本に そう
仮名がふられてあり、音読みするものと思いこんでいたわたしは、かなりびっくりしました。
ゆかしい響きですね。