ヴェネチアングラス・CLASSY

睡眠時間ゼロ?!と噂の、CLASSYオーナー江頭千恵の24時間

フランコ

2008-10-07 18:32:08 | ヴェネチアングラス
“フランコ”この人こそ、クラッシーの育ての親と言っても過言ではないのです

フランコは私が通っているイタリアのヴェニスでホテルを五つ経営してる社長さんですが、私が一年に一度、ヴェネチアングラスの買い付けにヴェニスを訪れると一緒にムラーノ島(ヴェネチアングラスを作っている工房のある島)を歩いて工房を探してくれたり、値段交渉をしてくれる方なのです

つまり、彼との出逢いがなかったら、クラッシーは無く、私の人生もまた違っていたのだと思います。

フランコは厳しく、温かな人

朝8時から、夜10時まで私達の仕事は続きます。

ヴェニスは世界でも珍しく車の無い所なので、歩くしかありません

言うまでもなくクタクタになりますが、フランコに「疲れたお茶にしよう」などと言ったものなら、「時は、金なり」「君の為にやってるんだろう」っと厳しいお言葉が飛んで来るのです

勿論、彼は仲介料などはとらずただのボランティアです。

お礼は、何時も一緒に買い付けに行く友達の恵さんとフランコの家で、フランコのお友達を呼んで、天ぷらパーティーをする事です

恵さんと私でずっと天ぷらを揚げ捲ります

フランコは、これが、お互いの“文化の交流”だと言うのです。

流石、グローバルな考え方の出来る、人として学ぶ事の多い、尊敬に値する人です

今でも、フランコに逢えば背筋がシャキっとするのですが、有り難い存在です

写真は、十数年前私がクラッシーを始めた頃の買い付けの様子、フランコがこちらを見ているのに、私は緊張している様子!

私にも緊張する瞬間があるのです

まだ、リュックを背負っている私は、慣れない感じで懐かしいですね

ヴェネチアングラスがクラッシーに並ぶまでは、本当に色々苦労がある訳ですが今日は、フランコの紹介をさせて頂きました。