Void Shaper

　森博嗣著「The Void Shaper」を読みました
図書館から借りて積んでいた物の一冊なのですが
Amazonのレビューに新渡戸稲造の「武士道」に似ていると
言う事で、先にそちらが借りれたので読もうとして
余りの難解さに挫折したため敬遠していたのですが
こちらは凄く平易で読みやすいものでした
内容は、一人の武士の歩みを通じて死生観について
書かれていて凄く印象的でした
そして禅問答的な雰囲気もあり、こうしたものにしては
珍しく一気に読み終えてしまいました
印象的な文言があったので、今度抜粋して載せたいと
思います
想像でしかありませんが、今よりも昔というのは
「生きる」というのが大変な時代で、飢えや病や略奪で
死ぬ事もあれば、階級によっては戦や礼儀を失しただけでも
「死ぬ」と言う事があった時代の中で
当時の人々は「生」や「死」という日常の影に潜む
ものと真剣に悩んで、向き合ったのかなと思いましたね
現代の日本では、凡そ大病でもない限り、飢えや病で
死ぬ事もなくなり、そうした面が希薄になっているのかなと
思いましたね、それ故掴み所の無いそれへの恐怖が
増しているのかなとも思いました
　GKHは第1世代を絶賛育成中…序盤から残していた
無期限クエストに挑んだら瞬殺されましたorz
あと、どうも自分が所属している国はオンラインでは
劣勢みたいですね…強く育てて送り込みたいと思います