12日に2020年度税制改正大綱を決定しました。
簡単に言うと大きく5つの改正ポイントがあります。
そのうち今回興味のあった「未婚ひとり親支援拡大」にフォーカスしてみます。
寡婦控除は、配偶者と死別・離婚したひとり親の年間所得から一定額を控除して所得税などの負担を軽くする制度。未婚のひとり親は「寡婦」に含まれず、対象外となっていました。
★新たな制度は、寡婦控除とは別に、未婚のひとり親だけを対象にしたものにする
児童扶養手当を受けとっている人を対象に、寡婦控除と同様に、年間最大35万円の所得控除が受けられるようにする方向だ。
政府与党は12月にとりまとめる来年度の与党税制改正大綱に盛り込むため、今月28日から具体的な制度設計に向けて与党協議を始める。
「未婚のひとり親への税負担軽減」
自民党内には「伝統的な家族観が壊れる」といった反論が多いみたいです・・・
確かに伝統的な家族観は大切な事だと思いますが、時代が急速に加速しているんです、一昔前とは全く異なる家族環境・・・・
政治家は現場を知らない・・・・もっと勉強して頂きたいものです。