1500mクラブ

運動不足は健康の大敵

ふらけん5級への道 -派生語-

2010年09月28日 | フランス

出生、出産 … la naissance

再生 … la renaissance

 しばしば「ルネッサンスの再来だ!」などと大げさに騒いでみせるあれは大文字の la Renaissance で、まあ同じもの。「産児制限についての極めて激しい討論が行われた。」という例文で naissance を学ぶとき、renaissance に思い至れば語彙が一つ増えます。派生語をまとめて覚えたいのは、いろんな言語にも言えることです。韓国語は見当がつかないけど。

Des débat très vifs ont eu lieu sur le contrôle des naissances.

 その例文。討論(débat)は débattre が縮まってできた言葉みたい。avoir lieu ~ が「行われる」で過去形の eu 。前置詞の使いかたがさっぱりわからなくて、sur の穴埋め問題を出されたら正解できない気がします。そこが3級止まりなんですよ。読むだけなら、あとは単語を拾えば何とかなる気がしませんか。それも英単語に近いし。スペイン語とかドイツ語とかよりも、格段に英語に近いでしょう。イギリスの向かいだからかな。

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ふらけん5級への道 -音と違う綴り-

2010年09月27日 | フランス

 綴り字でだいたい音が決まっていますが、faireの直説法現在・三人称単数形でありますfaisonsは「フゾン」と発音し、綴りと音が違う珍しい例。普通は「フェ」だけど気をつけよう。

 キジのfaisanも「フザン」なのを知ったのは、「野キジとクマは同じ弾薬では狩らない」という例文から。

On ne chasse pas le faisan et l'ours avec le meme cartouche.

 memeの最初のeは屋根状の印がつくやつ。あくまでも文章の構造を知るための練習であって、この文章そのものを使うことは生涯ないと思います。訳のわからない例文は日本語の印象が強くなりすぎて覚えにくい気がしますが、まあ意外に覚えてるものすな。

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ふらけん5級への道 -音に慣れる-

2010年09月26日 | フランス

 illeをイルと発音するのはvilleとmilleとtranquilleくらいしかなくて、あとはみんなイユなのだそうだ。travailleとかfilleとかhouilleとか。feuilleもそうで、特にこれは「フィーユではなくフイユだ」と念押しされて怒られる。

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英語か

2010年09月24日 | フランス

 英語で日記をつけている、という人がいた。毎日思ったことを書き付けていれば、英語への慣れかたが違いますよな。いまどきですから外国語の文章はネットにいくらでも見つかるんですよ。だけど、何が書いてあるかわからないものを読むのはものすごい苦痛で、書かないどころか読みもしない。伸びませんわ。英検準2級だって。ふらけんは現在受験申し込み受付中。持っている人からすれば意味のない等級らしいけど、持っていない人から見ると雲の上。自分が使えるかどうかが大事なわけで、人に等級をつけてもらう必要などない。そう前に考えたことがあって、今でもそう思う気持ちがどこかにあるんだけど、落ち着け、それはちゃんと話せる人が言うことなんだぞ。

 日本語を勉強したい外国人と、外国語を勉強したい日本人をつなぐ掲示板、というのも、探せば運営している人はいるもので、そこまでお膳立てされてもその次の一歩が踏み出せないのです。もう、何もしていないのと一緒なんですよ。日記でも書くか。

 それから、何の前提も置かずに「PDCAサイクルを~」などと言う人がいるけど、そんなときには一度「ああ、PFVAのことか」と思うふりをすることにしている。まるで慣れてるみたいに。時々間違って「ああ、RTFMか」…。

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リエゾン

2010年09月17日 | フランス

 フランス語において、前の単語の子音と後の単語の母音が連続する音。それで、neuf ans(9年)もリエゾンをするのだけど、fの発音がvになるんで、これをちゃんと発音できるかどうかが習熟度の目安となる…って言ってた。少なくとも、聞いたときに戸惑わないように、知っておかなくてはならない。

 ところで「リエゾンの誤り」を意味する単語があって、あるのはわかってるんだけどそれが何だったか、もう思い出すことはできないのだろうな…と思っていたら、わかった。「pataquès」だった。「言い間違い」の意味とも。ここに書いておけば、また思い出せないときが来たら今度はGoogle先生が教えてくれる。ちなみに、語尾の子音は発音されないものが多いけど発音する単語もあって、このsは発音するほう。息子の「fils」も発音するけど、糸「fil」の複数形「fils」は発音しない。何かと面倒くさい。「clef」はしないけど「vif」はする。面倒くさい。

 さらについでながら、語頭の「h」は発音しません。「無音のh」「有音のh」という区別はあるんだけど、音には出ない。ただリエゾンやエリズィオンが起こるかどうかの区別になっている。たぶん、昔、といっても数十年程度前までは日本語で「か」と「くゎ」の区別があったとか、「が」とは違う、鼻にかける「ぐゎ」の音があったとか、そんな感じで昔は発音上の区別もきっとあったんだろうと思う。

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ふらけんの季節

2010年09月01日 | フランス

 あんなに急にユーロがひっくり返るとは想像もしていなかったんで、どうせならなんで同盟国ドイツにしておかなかったのか…。ともあれふらけんの季節です。2級の合格率があまりに低いため救済措置で設けられたらしいという、たぶん英検と同じ流れの準2級は、3級までとは少し違って二次試験がありますが、3級に毛の生えたレベルであると、言う人は言いますな。書いてあることが少しは理解できる程度なのが3級で、思ったことが表現できるのが2級と勝手に想像していまして、2級を受けられるようになったときに予備で準2級も併願しておけばいいんで、何も準2級を無理に取りにいかなくてもいいものだと思っています。というか、その前に一次試験で駄目な気がしてならないので受けません。ええ、受けませんとも。

 3級4級を受ける人がいたら、去年の公式問題集ありますのでどうぞ。

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仏検反省会

2010年06月30日 | フランス
実用フランス語技能検定試験 仏検公式問題集 3級〈2010年度版〉 実用フランス語技能検定試験 仏検公式問題集 3級〈2010年度版〉
価格:¥ 2,310(税込)
発売日:2010-04

 2009年度秋季の問題と解答に、受験者の平均正答率や誤答例などを挙げて解説を加えてある優良本。3級試験は「初級から中級へのステップとして受験される向きが多いようですが」みたいなことを書いてあって、いまひとつ基礎固めの足りない受験者が多いことへの苦言らしいものも読めます。その前回試験の平均得点は合格点ぎりぎりまで落ち込んでおり、まあ僕もきっちり平均どおりなのですが、まあまあ。解説を聞けば、別にそんなには難しいことはなく、ただ正確な綴り、正確な動詞活用、少しの慣用表現を身につけていさえすればこんな惨状にはならなかった。ということで、3級までは初級の範囲なのでしょう。

 山田みか42歳。大変に頭のいい方なのだと思います。1991年頃の経歴に一箇所だけ汚点があるようにも思えますが、燦然と輝いておりますのはフランス在住の十数年でありまして、まったくの想像ですが流暢なフランス語を話すことは疑いなく、見た目がどうこういうのではなくて、なんか、いいですよね。無条件降伏してしまいます。

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