
すでに三十年以上さかのぼるんだけど、亡叔父存命の頃、その叔父が収集していたシングルレコード盤が実家に回ってきた。100枚から200枚の間くらいはあったと思う。1960年代から70年代。実家に長らく置かれていたのが近年処分されたようで、シルヴィ・バルタンや The Original Cast などが失われたのは残念に思う。
ところでマイク・カーブ・コングリゲーション「燃える架け橋」は同名映画の主題歌で、ライナーに映画のあらすじが書かれていて、結局金塊の強奪に成功したのかしなかったのか、結末が積年の疑問だった。もう生涯答えを知る機会は訪れないかもしれないと思っていたら、この間ついにネット配信(U-Nextだったか)で見ることができて、最後のタイガー戦車との対決も見事だった。「カウボーイ」と呼ばれる兵隊役がジェフ・モリス。映画「ブルース・ブラザース」でドライブインのおじさんをやっていた人の若い頃。知らなかったので素人っぽいなと思っていたんだけどどうも昔から一線で活躍していた人らしい。大変失礼しました。
それらレコード群のうち、2枚だけ手元に持っていたのが出てきた。ルー・クリスティ「魔法」と、西部劇4曲。さらに話がそれるけど西部劇といえばまたもU-Nextで最近見た「ミスター・ノーボディ」が面白かった。いや面白かったのよ本当に。
そういえばレーザーディスクを1枚持っていたな、と思って引っ張り出したらシングルレコード盤が2枚一緒に出てきたもの。レーザーディスクの保存状態は良好に見える(ただし中身はフィンランドのバンド「レニングラード・カウボーイズ」とロシア赤軍合唱団の合同コンサート。赤軍合唱団はもしかすると、ソリスト以外のメンバーのほとんどが黒海での飛行機墜落事故で死亡している。その後再編されてからは活動の傾向が変わったそうだけど、以前の穏やかな時代の映像が残っている)。積極的に手放すつもりはないけど、プレーヤーを持っていたことがないのよな。もはや見ることができない。
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