
「あの日にドライブ」~人生、今からでも車線変更は可能だろうか?~
来月くらいから公開される映画「明日への記憶」の著者、荻原浩さんの最近の小説のタイトルなんですよ。
かなり前に「明日への記憶」を読んだのですが、今回の映画の主人公の役を演じる
渡辺謙さんには、ピッタリと感じました。
この本も、凄くサラリーマンの自分にとっては突然、こんなことになったらどうなるのだろうなんて想いながら
感動していたことを思い出します。この小説も本当にいいですよ。
そして今回の「あの日にドライブ」~人生、今からでも車線変更は可能だろうか?~
なんて庶民の自分はもちろんですが、皆さんそんなこと感じたことありますか。
タイトルからしてあの日か???なんて思い出しはじめたりして...
元銀行マンだった主人公が、ある日退職し、タクシーの運転手になって生活費をがんばって稼ぐ。
そしていろいろな思いや、いろいろなお客さんに遭遇しながらなんて本なんです。
印象に残ったのが主人公が、学生時代に住んでいたアパートに勤務中に空き部屋だったので鍵を借りて
しばらく天井眺めながらゆっくりするシーン。
BGMに昔のスローナンバーなんか聞きながら読んでいると涙物です。
自分も、なんか就職していきなりの寮生活を思い出す。
これがサラリーマンなんだと痛感した。そしていつかもうすぐ、いつかもうすぐと思いながら...
自分にとってのあの日にドライブしたいってきっとその頃になるのかなあ。
それとも高校時代、しっかりと将来なりたい職業のこと真剣に考えればと...
ちょっと自慢っす、数学は誰にも負けないくらいできたと思っている。
なぜか授業中寝ていてもすべての公式や定理がぱっとみただけで記憶された。
単純に理屈抜きだっただけかもしれませんけどね。
なんかそんな得意な分野がなかったのかと、イコールコンピュータ?いや違うだろう。
脱線です。そしてこの小説のラスト20ページほど意外な展開になる。
最後は笑えますよ。
今日は、ちょうどあの日あたりだろうか、ヒットしていた曲、ハワード・ジョーンズ(Howard Jones)の
「オンリー・ゲット・ベター(Things can Only Get Better)」
85年の4月頃発売された曲。ご存知、アルバム「かくれんぼ」の次のアルバム「ドリーム・イントゥ・アクション
」からのシングルカット。アルバムのオープニングを飾っているポップなナンバー。
彼のシンセサイザーは、凄い。
最近、よくCMで聞くのでちょうど思い出しました。
ちなみに先週も、熊本でした。
お客さんに毎日馬刺し食べているのかお聞きしたところ、年に1、2度だけとのことでした。
| Trackback ( 0 )
|
|
シングルカットされた曲しか知りませんが、
どれも、心に残っています。
馬刺しはまだ1回しか食べたことがありませんが
けっこう美味しかったです。
コメントありがとうございます。
ハワード・ジョーンズ=80年代のサウンドの代表ですね。
熊本のお客さんに毎日馬刺し食べてますかとくだらない質問をしたら静岡で毎日うなぎ食べてますかと同じ質問だと笑われました。
自分は、食べた記憶が生まれてありませんです。