タイ釣行 3日目 聖戦編
遂にアマゾンレイクへ
待ちに待ったアマゾンレイクへ到着♪
そんなに大きな湖ではないが
水面に目をやると ピラルクーやナマズが沢山跳ねている
ここは
「怪魚の宝石箱や~♪」
なんて冗談言ってる場合じゃなく
急いで準備した
先行者(ライバル)は欧米人2人とタイ人1人
今日中に必ず決着をつける!
ピラルクー(現地ではアラパイマ)との聖戦が始まった
タックルはブランクスがめっちゃ強い雷魚&怪魚対応の極太ロッドに高級PE5号にリーダー100ポンド
負ける気はしない
後で気づいたが最近は魚がすれてるのか、かなりのライトルアーに実績があるみたい(欧米人は3インチ程度のワームのジグヘッドで結構釣っていた)
男は黙ってビッグルアー!
黙々と投げ続けた
が!開始一時間 まったく釣れない!釣り堀を甘く考えすぎてた
10分に一度くらい2メートルを越えるアラパイマが呼吸の為に浮上するのが目で確認できるのだが、まったく無視
全魚種フィーディングモード無しで悠々と泳いでるだけである
そうこうしてた一時間後
遂に竿に生命反応!
ズドン!!!
極太ロッドがブチ曲がる
「なんじゃこりゃ!これがアラパイマか!」
強烈ファイトが始まる
(この時すでに気温は30℃くらいある)
汗だく
10分後
遂に魚との勝負はついた
あがってきたのは
レッドテールキャットフィッシュ
本命ではないが、めっちゃ興奮♪
こいつも釣りたかった魚
しかも、デカい!
(一匹目のレッドテールが今釣行最大のレッドテールだった)
推定20キロオーバー♪
ヌルってしてました!
再びキャスト開始
沈黙の時間が再び
10時頃 湖に動きが
この湖では10時頃と14時頃に餌撒きタイムがある
この時間だけ湖が確変モードに突入する
一回目の餌撒きスタート
ある意味、餌撒き場は欧米人との戦いである
すぐに欧米人ヒット!
アリゲータガー
(羨ましい…)
そして次に私の同行者(釣り初心者)にヒット!
名前忘れたナマズ(日本のナマズにビッグライトをあてたようなナマズ)
超レア魚らしい
(羨ましい…)
餌撒き続く
再び私の同行者にヒット!
あまり引いてない
あがってきたのは
小ピラルクー(アラパイマ)
おい!
何を初心者のクセに先にアラパイマ釣っとんねん!(怒)
(羨ましい…)
餌撒き終了
私
完全に 無
再び沈黙の時間にもどる
皆さん休んだり 飯喰ったりしてくつろいでる(欧米人も私が到着してすぐにアラパイマを釣ってたので余裕なのだろう)
私にはそんな余裕はない
怪魚の宝石箱は私1人貸切になった
が、沈黙の時間が流れる
13時頃 暑さで意識が朦朧とする中
一匹のアラパイマが浮上!
(普段は呼吸したらすぐに潜ってくが、なぜかコイツは長時間浮上)
しかも2メートル以上のやつ!
すぐにキャスト!
(この動作をいったい何回しただろう)
どうせ駄目だと思っていたが、突然水面に渦が巻く
次の瞬間
極太ロッドがブチ曲がる!
遂にキタ!!!
スーパーウルトラ鬼フッキング!
夢の魚とのバトルが始まった!
壮絶なやりとり
10分後
遂に浮上
2メートルを超える巨体がジャンプ
次の瞬間
…
…
バレた…
放心状態…
タイ人のガイドに
日本語で「デカイ アラパイマ ダッタネ」
私、「Oh!!! No!!! very big size!!!」
(このぐらいの時ぐらいからタイ人ガイドが日本語で話してくるのを私が英語で答える という変な会話になる)
落ちこんでたが再びキャスト開始
時間はまだある!(15時ストップフィッシング)
沈黙の時間…
遂に14時すぎ
ラスト餌撒きタイムがスタート
しかし!
今回の餌撒きタイム 確変モードにならない!
もちろん誰も釣らない!
餌撒き終了…
…
みんな場所を移りキャスト(餌撒き場は浅い)
私だけ残りキャストする
ガイドが時計を気にする
時間がない
そして
ズドン!!!
キタ!!!
またまた竿がブチ曲がる!!!
感動のフィナーレか!?
魚浮上!!!
…
…
レッドテール
…
…
ストップフィッシング
ホテルに戻る
その夜
私は
静かに泣いた
ゴー○ーバーなんかどうでもいい
翌日はバラムンディ&ジャイアントスネークヘッドの予定
続く
同行者が釣った小ピラルクー
正直に一瞬自分で釣ったことにしてやろうかと考えた
私がバラしたピラルクーとのファイトシーン