コブトー農園のやまぶどうレポート

山の中の小さな畑から、手探りのやまぶどう栽培の様子をお知らせします。

やっちまった〜

2023-09-25 18:47:00 | 日記
 やらかしました。初めての誤伐です。

 コブトー農園のヤマブドウ畑は、地面がワラビ畑なので基本的には草刈りはしないのですが、ブドウの木の根本廻りだけは定期的に半径0.5〜1.0mほどの円状に刈っておきます。坪刈りというのですが、ミステリーサークルをイメージしてもらうといいかも。

 でも、この木のところはあまりにも蔓性の雑草の繁茂が著しく、坪刈りが間に合っていませんでした。

 遅ればせながらと草刈りを始めたら、ジャキっと変な感触が。

 霜や虫にたくさんやられているのに、自分で伐ってどうする!

 山で見つけた実付きの良い木から枝(蔓)を採ってきて、挿し木をして、畑に植え替えて、なんだかんだで4年目。

 注意一秒怪我一生ってやつですね。

  元気の良い木なので、来春の復活も期待できますが、また何年も待つのか。

 すみません。愚痴の回でした。

豊作のプルーン

2023-09-11 20:43:22 | 日記
 苗木を買ったのはいつの事か?覚えていないくらい昔です。
 植えてから、待てど暮せど花が咲かない。当然、実は成らない。
 諦めて、完全放置すること、おそらく10年以上。木だけは大きくなって樹高8m。ただの木陰づくり要員だったのが、数年前から少しずつ実が着き始めました。
 一昨年は約60個、昨年は約90個、そして今年はなんと330個、重さにして約9kg。


 自家製プルーンの一番のファンは妻です。お隣さんへのお裾分け以外は、ほぼ全部、妻のお腹へ。
 でも今年はとても一人では食べきれません。友だちに大盤振る舞いするようです。


 食べるのはいいけど収穫は大変です。
 この写真は自宅二階のベランダから撮ったもの。実は高さ3m〜6mに集中しています。
 下から見ると大した事はないのですが、伸縮型のハシゴで目の高さで6mまで登るとかなり怖いです。
 上に着いたら、まずハシゴを木にヒモで結え付け、絶対にひっくり返ったりずれたりしないようにし、片足をハシゴに絡めて、おっかなびっくり作業開始。
 手が届く範囲って意外と狭いので、何度も降りてはハシゴを架け替え、また登り、の繰り返しです。

 まあ、それでもいっぱい採れる事は、とにかく楽しいですね。

ブラックベリー収穫完了

2023-09-10 19:02:00 | 日記
 パラパラとしか熟してくれないブラックベリーの収穫ですが、採り始めてから1ヶ月ちょっとで概ね採りきりました。採っては冷凍し、貯めること総重量で約2kg。

 用途的には、ジャム用、果実酒用、ケーキ用が主のようです。

 ケーキは作れないので、今回は500gを果実酒に、残りをジャムにしてみました。 
 


 ジャムは簡単に作れますが、予想どおりタネが若干ジャリジャリするか?
 ネットで調べてみると、ヨーロッパの人は平気でガリガリ齧る!日本人は裏ごしする!とか。テンプレートっぽい気もしますが、面倒なので今回はガリガリで行きます。

 それより、ビックリしたのが果実酒。写真のように色が出るのに一晩しかかかりませんでした。でも、熟成感はないでしょうから、もうちょっと置いておこうと思います。


ふしぎ色のジュース

2023-09-09 10:59:00 | 日記
 庭で育てていた小粒種ブドウのデラウェア。見栄えと熟度の良いものはそのまま食べたのですが、鳥に突かれるなどしていて収穫が後回しになってしまったのが次の写真。

 この後、傷んでいないものだけを一粒一粒集めたら、なんとか3kg程になりました。
 それを絞ったのが標題の不思議な色のジュースです。
 常温保存と皮に含まれる成分の抽出のため、加熱処理しながら搾汁するのですが、よく言えば❓さくら色のジュースが約1.8ℓできました。

 ヤマブドウの搾り方と同じなのですが、デラウェアでは初めてやってみました。なぜ濁りが強くなったのか、そのメカニズムはわかりませんが、糖度は19度あるので甘さは十分、味も酸味が程よく、とても美味しく仕上がりました。


(参考)光学式糖度計の見え方です。

 種なし化処理をしていないので、小粒のブドウは正直に言って食べにくい。

 来年は、ちょっと勉強して種なしにしてみようと目論んでいるところです。