コブトー農園の「トー」は、畑の土地所有者です。ブはトーのご好意でヤマブドウ栽培などというものに挑戦させてもらっています。
そのトーが言ってました。「どっかにポポーがあったはず。子供の頃、確かに食べた。」
ポポー。ヤマブドウの苗木をネットで探している時、なぜかポポーの苗木も検索に引っかかったので写真は見たことがありました。でも、食べた事は無いのでググってみると、その昔、国が推奨しようとした寒さにも強い熱帯地域の果物。傷みやすさと独特の味から一般には出回らず、いつの間にか消えていった幻の果物。ネットリとした食感と甘さは、美味しいとも不味いとも。
あの悪夢の再開墾の日々、毎日毎日・・・ウソです、週末ごとに三々五々集まっては、上の写真のようなところを片付けていくのですが、ある日トーが「ん?この辺だったような・・・」。
藪を整理していくと、確かに出てきました。
細長い葉っぱが見えますでしょうか。
ポポーの木が確かにありました。10年以上、藪の中にあって生き延びていました。
ポポーの木の復活から4年、今年とうとう花が咲きました。トーの感覚では40年以上ぶりではないかと。
枝から直接咲く花。何となく南の島っぽい感じがしませんか?
そして無事に実が着きました。
今はまだ爪の大きさくらいですが、ちゃんと育ってくれれば、秋には大きさ10cmくらいの実が何個もついて、美味しい(と言う人もいる)果実が楽しめるかも。
トーはたくさんの種類の自家消費用作物(🥒🍄🍅🍆🍠🫘🍓🍎・・・)を作っています。
追い追いご紹介していきます。