コブトー農園のやまぶどうレポート

山の中の小さな畑から、手探りのやまぶどう栽培の様子をお知らせします。

お疲れ様

2023-05-31 14:38:00 | 日記
 雄花が概ね役目を終えたようです。
 開花から10日くらいでしょうか?雌花の開花とタイミングもバッチリ👍なはずですが、成果はもうちょっと待たないとわからないかな?
 基本的には風媒花(ふうばいか:花粉を風で運んでもらうスタイルの花)ですが、訪花昆虫がいればなお良し。まあ、いるようには見えなかったけど。
 とにかく、お疲れさん!

「トー」の「ポポー」

2023-05-29 19:48:00 | 日記
 コブトー農園の「トー」は、畑の土地所有者です。ブはトーのご好意でヤマブドウ栽培などというものに挑戦させてもらっています。
 そのトーが言ってました。「どっかにポポーがあったはず。子供の頃、確かに食べた。」

ポポー。ヤマブドウの苗木をネットで探している時、なぜかポポーの苗木も検索に引っかかったので写真は見たことがありました。でも、食べた事は無いのでググってみると、その昔、国が推奨しようとした寒さにも強い熱帯地域の果物。傷みやすさと独特の味から一般には出回らず、いつの間にか消えていった幻の果物。ネットリとした食感と甘さは、美味しいとも不味いとも。




 あの悪夢の再開墾の日々、毎日毎日・・・ウソです、週末ごとに三々五々集まっては、上の写真のようなところを片付けていくのですが、ある日トーが「ん?この辺だったような・・・」。
 藪を整理していくと、確かに出てきました。


 細長い葉っぱが見えますでしょうか。
ポポーの木が確かにありました。10年以上、藪の中にあって生き延びていました。

 ポポーの木の復活から4年、今年とうとう花が咲きました。トーの感覚では40年以上ぶりではないかと。
 枝から直接咲く花。何となく南の島っぽい感じがしませんか?

 
そして無事に実が着きました。


 今はまだ爪の大きさくらいですが、ちゃんと育ってくれれば、秋には大きさ10cmくらいの実が何個もついて、美味しい(と言う人もいる)果実が楽しめるかも。

トーはたくさんの種類の自家消費用作物(🥒🍄🍅🍆🍠🫘🍓🍎・・・)を作っています。
 追い追いご紹介していきます。

年齢別の木の大きさ

2023-05-28 15:52:00 | 日記
 年数による木の大きさを紹介します。

 上の写真は、植えてから丸一年経った、いわゆる新2年生。概ね1.5mくらいになります。

次が新3年生。コブトー農園の最上級生です。多くはありませんが、実をつけ始めます。今年は残念なことに遅霜でさらに少なくなってしまいました。



 そして、ピカピカの1年生。この春に植えたばかり。


 暑さ、寒さ、乾き、虫、病気、色々なことを乗り越えて成長していってほしいです。

230524(閑話休題)お客さま220410

2023-05-24 18:30:00 | 日記
 胸糞悪い虫害の写真の後、ちょっと口直しです。

 昨年の春、「トー」がコブトー農園のすぐそばにある治山工事のコンクリート水路(深さ1.5mくらい)の中で何かがモゴモゴ動いているのを見つけました。
 拾い出してみたのが写真の子ウサギです。
 親と離れて水路に落ちたんでしょうね。
 この場所は、上流にも下流にも小さな治山ダムがあり、子ウサギの力では決して脱出できません。
 こやつらは、大きくなると畑の作物を齧ることもありますが、コイツはフワフワで暖かくてかわいいから当然助けました。親と無事に会えればと願いつつ🙏
 大きくなったら来ないでね!


230524 とうとう芽を出さない

2023-05-24 18:06:00 | 日記
 畑に植えてからまる2年経った(小学校で言えば3年生に進級したばかり)の木が1本、とうとう芽を出しませんでした。
 実は、怪しい傷(次の写真のピンクリボンのそば)があったので、虫が穿入しているのでは?と疑っていました。


でも、今日気が付きました。枯れた原因は・・・


根元に空いた、割り箸が入るほどの大きな穴。コウモリガかと思いましたが、蛹の抜け殻が無いので、違うかも。

 残念。

 無農薬で栽培できれば理想的ですが、マメコガネの件もあり、やはり薬剤による防除を考える必要がありそうです。