こちとんの囲碁日記

南信州,下伊那,飯田市にて囲碁なるものをやっています。

秀策

2018-03-07 21:58:16 | 囲碁
どうも、こちとんです


秀行先生の棋譜を並べてからというものの
棋譜並べの面白さに憑りつかれております




ここのところは本因坊秀策を並べておりました

全集が欲しくて、神保町まで足を運んだり、
ネットオークションも見ていたのですが
秀策はどうも需要があるのか、全巻で3万円越え

ちょいと手が出ませんでしたw




そこで目に留まったのがこの本でした

秀策の棋譜から30局を選び、その中の「極みの一手」を解説した本になります

秀策といえば、“簡明”、“本手”という印象を持ちます
それでいていつの間にか勝っている
故瀬越憲作先生が「秀策は強力と読みの深さを奥深く蔵して、碁の複雑性を簡明化している」と仰ってますが
これが一番自分の中でしっくりくる表現ですかね


この本、すごく読みやすく秀策の魅力がヒシヒシと伝わってくるのですが
全局を最初から最後まで並べるのには向かないかと思います
巻末付録に総譜が2譜程度に分けて記載されているのですが、2譜の中盤からヨセにかけてが細かく並べるのが少し大変でした
私が遅いだけかもしれませんが。。。

秀策入門編としてはすごく良いと思います




一番お気に入りは、この白の24ですかね

上辺と左辺を睨んだ渋い一手

足が遅く、AlphaGo先生は打たないかもしれませんが私は好きです







コメントを投稿