茅葺きが終わると 棟瓦の積み上げが
馬の鞍ほどの大きなのを 肩に担ぎ 丸太足場を上り下り
棟瓦は転用なので 余分はありません
棟の長さに合わせての 棟瓦の重ね調整
重ねては外しまた重ねる いい重いで
最後に足場丸太を取りながら 茅葺の散髪
師匠は茅葺を下から眺めながら
気になる所は 刈り込みと叩き しながら降りてこいよと
刈り込み過ぎたら どうするのかと聞くと
大丈夫や 茅を足したら 納まる
気になる前に 下から見・・れ
「おっしゃる通り・・でした」
昭和49年02月 愛媛県 松山市井門町にて撮影