もみじが新芽を出し始めました

もみじも、面白いことに移植前の生えていた場所で新芽を出す時期が違います。
このもみじは、峰一つがもみじで塗りつぶされる山の頂上付近　他の二本は里山付近なんですがもう葉が出揃っています、当然ながら紅葉はこのもみじの方が鮮やかな色を見せてくれます。

「ねぇねぇ」

「そこの茎頂だい」と、帰省中のおねぇちゃんにねだっているCoCo
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
最初から最後まで、シンクの前で粘ります、本当はヘルニアをしたことがあるのでやらせたくないんですが　この足腰の強さは、やっぱり半分入ったジャックラッセルの血のなせる技なんでしょうか　

隣の芝生は

とよく例えられますが、ここまで華やかに咲きますと「妬み」「羨み」等俗世の煩悩は消滅して魂まで奪われそうです

伺うところ、なんでも江戸の吉原に続く大川端に咲いていた桜を、わずかに残っていた原木から　種から育てた貴重なものだとか　この土地が気に入ってくれたんでしょうね、毎年楽しませて頂いています。

この桜
健やかに見る
ありがたさ

ここまで雨男と

ほとほと呆れるほど休みのたびに雨が降ります、やりたいことはいろいろ有りましたけど諦めて司馬遼太郎の「世に棲む日日」を読み進めます、安政の大獄が始まり松陰が江戸に送られた当たりを読んでるところです・・・・が、なかなか読み出すきになれません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
外は着実に季節を若葉の季節に向い、花を咲かせた順に葉を茂らせつつ有ります。

「春ですからねぇ

あっしだって」
と　言ってんなぁ庭の狸　
「こちとら、長ぇこと、雨が降ろうと雪が降ろうと家から目ぇ離さねぇで見守ってきたんだぃ　えぇ？　ちったぁ気ぃ使えよ」
と言われ続けてきたんですがね　やっと答えることが出来ました
　　　　　　
墨汁と漆喰でちょちょいです。
「おい、俺の下げてんなぁ「大福帳」だぜ　「餅饅頭」下げてどうすんだいべら棒めぇ　腹だってオメェでこぼこじゃねぇかぁ」「徳利ときたら　えぇ？「二階堂？」こいたぁ焼酎だろ　花見と洒落込もうってのに　それに無駄にでかくて　重くてしょうがねぇやな」
狸のやつ、本当ぁ嬉しいくせに　細けぇことぅ申します。

信楽の
狸　化粧に
花吹雪