風のいろは 何いろ?

手を休めずに種をまきなさい。
どの種が芽を出すか、わからないからです。
(リビングバイブル:伝道者の書 11-6)

脱北された人々の報道を見て

2003-09-14 | 日記(旧サイト~移行分:未分類)
 まだ一年半くらいだけれど、フォスター・プランという民間事業に参加させていただいている。フォスター・チャイルドたちの教育の充実を中心に、地域全体の自立と向上を助けるのが目的の事業である。(私はお金を出しているだけだが)
 今日、TVで、北朝鮮を逃れて中国の国境付近で隠れ暮らす人たちの生活を、放送していた。中国側も見つけ次第、北朝鮮に強制送還しているそうだ。見つかって国に連れ戻された時の報復?、刑罰?を、とっても恐れている。本当にすごい生活をしていらした。(ずっと以前、フィリピンでしたっけ?ルソン島?で敗戦を知らずに黙々と逃亡生活をしていた元日本軍兵士が見つかった話が強烈に印象に残っているが。横井さん、小野田さん。。。 あんな生活と、暮らし方も怯え方も同じだ。)  記者にさえ、助けを求めていた。「記者さん、私たちを助けて。私たち、これからどうしたらいいの?」 ある人は、無給で中国人に雇われていたり。食事と寝る場所が与えられているだけで感謝だと。
 こういう報道を見てしまうと、フォスター・プランに参加していることの意義を考えさせられる。本当にすべきことは何?自分にはわからないけど。 不景気とはいえ、豊かな日本を思う。 私が彼ら(脱北者)の立場だったら、もう死だけを思ったかもしれない。すぐ苦しみから逃げたくなってしまう私。
 北朝鮮の報道を見るたび、「洗脳」を思う。私たちもなんらかの形で洗脳を受けていると思うが(メディアとかを通し)、それでも同時に広い情報をたくさん得られる。彼らは、国から与えられる情報しか有していない。それが彼らの人生で知ることのできるすべて。恐ろしい。
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