「ショーシャンクの空に」→「太陽の子」→南早織……

タイトルは散々聞いたことがあったが　今日TV映画を見ていて
覚えていた場面はたった一カ所…主人公が刑務所を脱走して
無事に川にたどり着き　川の中で天を仰いで両手を広げる所。
そこだけは既視感がある。もしかしたら有名な場面として見たのかも。
刑務所と黒人囚人が出て来ると　「グリーン・マイル」を
思い浮かべてしまったが　見ているとすぐ違う作品と分かった。
でも　どちらもスティーブン・キング原作なのですね。
ただ「ショーシャンクの空に」の原作題名は
「刑務所のリタ・ヘイワース」というものらしい。
（Wikiでもっと先まで読んだら　この名前は主人公が
　自分の房に貼っていたポスターの人だったのですね）

さて…なぜもっと早く見なかったのかなと　ちょっとだけ後悔。
なかなか見ごたえのある話、展開だった。残酷で理不尽な話だけど。

見終えた後、私はふと灰谷健次郎さんの「太陽の子」を読んだ時を
思い出した。あの時と同じ、、、泣かないけど静かな感動、、、。

灰谷さんの「太陽の子」は児童文学として出版されたのを
確か　図書館で借りて読んだと思う。今　Wikiであらすじを見たら
随分奥の深い話だったのだなあと知った。当時の私は　30代かな？
でも　沖縄の事とかあまり知らなかったと思う。
あ、沖縄がアメリカから返還されて50周年でしたね？
「太陽の子」出版は1978年（長女が生まれた年）、沖縄が日本に
返還されたのが1972年。

沖縄といえば　南早織。「17歳」でデビューしたのは私が高1。
彼女は一つ上だった。天地真理と小柳ルミ子と三人娘と言われて
いたが　私の友達（横浜っ子で茨城に越してきた）が南沙織が
好きで　私は天地真理が好きだったけど　高2の時アグネスが
デビューするとアグネスに夢中になった＾＾；
さて　その南沙織のエッセー&詩集「二十歳ばなれ」をその友人が
貸してくれた。21歳になろうとする時の　早織さんの本だ。
歌は日本語で上手に歌っていたし話してもいたと思うが
沖縄育ちの彼女、日本語で文章を書くのは得意ではなかったと
書いてあったと思う。英語で書いたのを訳してもらったというか。
特に詩はそうではないかと思う。詩は繊細な感情を表すからね。

ーーって事で　沖縄返還というと　南沙織が思い出されてしまう。
Wiki見たら　彼女自身一番好きなのが「哀しい妖精」との事で
すごく嬉しい。若い時買った　彼女のカセットテープで　私も
この曲が一番好きだった。なにせ　ジャニス・イアン作曲だし！
（ジャニス・イアンといえば「恋は盲目」（坂口良子主演ドラマ）や
「岸辺のアルバム」の主題歌がヒットした。）
このカセットテープ　いつのまにか不具合起きて　捨てるに捨てられず
いたけど　近年　曲数は少ないけど　CDを見つけたのでやっと処分した。

ーーこの記事、初めのタイトルは「ショーシャンクの空に」だったが
＋「太陽の子」となり　＋南早織となった。長くなっちゃったな。