小さな幸せを 積み重ねて 生きていく

とっても落ち込んでいた年があった。
何度かあったけれど、特に　２００６年～２００７年はひどかった。
職安の面接官（相談相手の人）の前で
涙がこぼれてこぼれて　止まらなかったことがあったほど…。
もう　５０歳だったのにね。

過去の日記に書いた言葉　いくつか覚えている。

「蟻地獄に落ち　這い上がろうとしてもがいても
　ちっとも浮上できず、今にも蟻地獄に食べられそうな
　場所にまで　落ちそうな感じ」
みたいな内容のときもあったよ。
あれは　本当にそんな毎日だったよ。
どうしていいか　わからなかった。
幸せなんて　私の人生には無関係な言葉だなんて思ったし。



でも　やっとここまで　登ってこれたよ。
一応　蟻地獄からは　脱出できたよ。
でも　蟻地獄の穴から　そんなに遠くまできてないから
いつまた　あそこに落ちるか…という恐怖心は
時々起こる。
だから　二度とそこに落ちないように　気をつけている。

「危ない・・」と感じたら　
少しでも遠くへいけるようにしている。



そしてようやくこの頃は
小さな小さな幸せ感を感じる時が増えた。
「あぁ　これって幸せなんだよなー」
「今　私は　幸せだなあ」
「今の私って　自分が幸せ～って感じてるなぁ」

この感覚を　大切にしたいのだ。


もちろん　不快な時間もたくさんあるし
我侭な自分に　辟易して　どうしようもないこともあるけど。