前職の奥さんのエピソードです。
朝、出勤すると奥さんが深刻な顔で話しかけてきました。
「昨日の夜、Aさん(お客さん)から電話があってね。
この前のこともあったし、1人でいるのも不安だから鍵を持っててほしいんだけど・・・って言われて・・・。
みこさんどう思う??」
と言われ、私は即答で「え??? 鍵ですか??? それはちょっと・・・・」
というと、上司が うなずきながら「そうだよねー。」とホッとした表情。
すると奥さんがハッとした顔をして、
「あーやっぱり鍵まで預かるのはいきすぎだと思う??」というので、
私は「身内でもないのに、私なら預かりません。」とはっきり言いました。
「やっぱりそうだよね・・・話をきいてたらかわいそうになってきて
預かってやらないといけないかなって気になってたんだけど・・・・
それとこれとは違うよね。私あやうく預かるところだったわ・・・」
Aさんは昔からのなじみのお客さんでいつも奥さんに話をしにきていました。
そういうお客さんは何人かいるんですが、Aさんの場合は特に親しくしていたんです。
高齢で1人暮らしのAさんの話を親身になって奥さんは話をきいていたので、
絶大な信頼を寄せていたと思います。
そんなある日、Aさん宅にどろぼうが入ったと話しにきました。
奥さんはいつものように親身に話をきき、
よほど怖かったのか、Aさんの携帯に奥さんの携帯番号を登録したいと言い出しました。
奥さんはえ??って感じでしたが、断りきれず登録します。
でも、まもなくそれでAさんは命を救われることになるのですが、
これはまた次の機会にお伝えしますね。
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