ロートル技術屋の日記

頭痛は続く 受診して頭のCT画像を撮りました。

1週間ほど同じ頭痛が続いたので念のため仕事を休んで受診しました。

頭痛の原因はいろいろあり、中でも多いのが肩こりなどによる緊張性頭痛と説明され、肩こりの状況、首の状態、目の状態などを確認されました。
「頭のCTを撮ったことはありますか?」
と聞かれ、一度もなかったのでそのように答えて、念のためCT撮影する事になりました。
撮影結果は異常ない(CTでわかるような大きさの脳梗塞や出血はない)そうで緊張性頭痛であろうという診断になりました。

お風呂でゆっくり体を温めると良い、運動した方が良いと言われました。
車通勤で運動不足であることは間違いありません。
体の為には運動しなければなりませんね。

脳に異常が無かったので一安心です。
でも、今も軽い頭痛がしています。

診療費は保険適用でしたので5,300円でした。
3割負担なので保険が利かなければ17,000ほどでしょうか。

脳ドックを受けると2~5万円掛かるそうです。(保険非適用)
脳ドックの場合はCTよりも分解能が高いMRI(磁気共鳴画像)検査をする場合が多いので単純に比較出来ませんが、安く安心を得られて良かったです。

MRI検査では脳内の細かい血管の状態まで見えますがCTでは動脈がわかる程度のようです。

CT検査であれば保険適用の場合の検査費用がそれ程高額では無いことがわかりましたので、頭に異常を感じた場合は脳神経科の専門医がいる病院での受診をお勧めします。

余談ですが、MRI(磁気共鳴画像)検査が高額な理由は極低温にしないと動作しないSQUIDという超電導素子を使っていることと、非常に大きな磁場を発生させる必要があり超電導磁石を使っていることです。
とちらも冷却に液体ヘリウムを使っており、装置そのものが高額です。
また、冷却に使うヘリウムが同位体と呼ばれる特殊なもので約10年前から高騰して10倍ぐらいになり、気体の状態で10Lで400万円ぐらいと非常に高価な物を使っています。
高騰した理由はアメリカが輸出制限したからです。
これを受けてSQUIDと超電導磁石をつかわない室温で使える磁気センサーを用いた検査方法の開発が行われています。
実現すれば検査費用が安くなるはずです。
早く実現して欲しいですね。


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