「ウチは専門職ばっかりなのに
採用でどうして性格や適性の検査するんだろうね」
というハナシを聞いて
確かに、そんなことを必要とする職種かな?
と思うものまで
SPIだのYGだの受けさせる会社が
増えたなぁという実感があります。
これはあくまで私の独断と偏見ですが、
と前置きして、
その理由には
一つには申し訳ないけど、
面接官自身に人を見る自信がないことが
あるだろうし
二つ目には
ちょっとでもいい人に来て欲しい
という思いが強いこと
があると思うのですが、
その会社にとって「いい人」って
じゃあ一体どんな人?
と改めて聞くと
具体的に挙げられる会社って
どのくらいあるんだろう?
能力のある人?長く働いてくれる人?
安い給料でも文句を言わずにたくさん働いてくれる人?
会社のコンセプトがしっかりしていて
スタッフ全員がそのコンセプトに誇りを持って
働いている会社では
「いい人」が長く働けます。
雇っても雇っても辞めていく
という会社は
取り敢えず誰でもいいから採用して、
受け入れ態勢がしっかりしていないから
現場が混乱するだけで長続きしないケースが多い。
そもそも会社のコンセプトが無いに等しかったりする。
要するに
適性検査や性格テストに頼ってばっかりじゃ
本当に「いい人」は来ない。
まずは会社自体がブレない存在であること。
コンセプトがしっかりして、
それにスタッフが誇りを持って働ける場であること。
それが大事ですよね。
ちなみに私事ですが、
昔々おおむかし、
中途採用で性格テストを受けさせられたので、
明るくて積極性を思わせる回答ばかりして
採用された会社が、
とんでもないブラックでパワハラ企業で
3日で辞めたという笑えない話があります。
ま、どっちもどっちです(笑)。